クロスモーダルの基礎と製品開発への活かし方および事例 〜個別相談付〜

〜 人間の認知・行動・過程の基礎とクロスモーダルインタラクションおよび活用事例 〜

・ヒトにおける五感情報の相互作用について、基礎から活用事例まで学べる講座

・クロスモーダルインタラクションを製品開発・サービスに活かす知識が学べる特別講座!

講師の言葉

 人間は外界からの入力を処理し、意思決定を行い、運動の発現にいたるまでの複雑な情報処理過程を驚くほどの速さで行っています。
しかし、五感を通じて入ってくる外界の情報は膨大かつ曖昧であり、脳の計算能力も世界を正確に表現するには絶対的に不足しています。にも関わらず私たちがそれなりに安定した日常生活を過ごせるのは、五感情報の統合や相互作用(クロスモーダルインタラクション)を使った認知・行動のほとんどの部分が無意識下で行われているからです。
 本セミナーでは、クロスモーダルインタラクションの意識的・無意識的過程を認知心理学的に解明しようとする試みをわかりやすく紹介します。さらに、それらを製品開発やデザインに応用するにはどうしたら良いのかを、基礎的な研究とその応用を紹介することによって理解してもらうことを目指します。
質問も必要に応じて設けますので、個別の案件などにも積極的に対応したいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年09月29日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・分野は問わず、製品の設計、デザイン、企画、マーケティング、製品開発、技術関係の方 (認知科学、実験心理学、脳科学の初心者から専門家の方までご受講可能です)
予備知識 ・認知科学、脳科学、クロスモーダルインタラクションに関心があれば理解が深まります
修得知識 ・認知科学・脳科学の基礎から最新の知見までの一通りの知識それらを実際の問題に適応する実践的ヒント
プログラム

1.人間の認知・行動・過程:認知科学の基本的な考え方
  (1). データ駆動型認知と知識起動型認知
  (2). 個人差と学習
  (3). 行動や判断の不確実さ
  (4). 欲望・報酬の心理学・脳科学

2.クロスモーダルインタラクションの認知科学

五感を通じて入ってくる外界の情報は膨大かつ曖昧であり、脳の計算能力も世界を正確に表現するには絶対的に不足しています。
それにも関わらず私たちがそれなりに安定した日常生活を過ごせるのは、五感情報のうち、二つ以上の感覚の統合や相互作用(クロスモーダルインタラクション)を使った認知・行動が行われているからです。
本章では、クロスモーダルインタラクションについて解説致します。

  (1). 2つ以上の感覚間相互作用
  (2). 認知行動グループ:認知と行動の相互作用
  (3). 脳の可塑性

3.クロスモーダルデザインと活用事例など

 クロスモーダルを感覚デバイスや製品、サービスなどに活用する際の方向性として

1.「自然な」「使いやすい」デバイスや製品の開発
2.クロスモーダルによって引き起こされるバイアスや錯覚を積極的に活用
3.バイアスや錯覚を積極的に利用し、「今までにないような体験(超体験)」を生み出す

上記の3つがあります。本章では、クロスモーダルの活用方法について事例と共に
解説致します。

  (1). クロスモーダルデザインとは何か
  (2). デザインのコミュニケーションとクロスモーダル過程
  (3). クロスモーダル・マーケティング

4.質問・総合議論

キーワード 認知科学 脳科学 五感情報 クロスモーダルインタラクション 
タグ 感性・脳科学・認知工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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