車両走行制御の基礎と運動性能の向上技術

〜 サスペンションと操縦安定性、マン・ビークルシステムおよびサスペンションジオメトリー適正化技術 〜

・自動車メーカにて車両走行制御に携わってきた講師が基礎からわかりやすく解説する講座

・「走る、曲がる、止まる」という車両走行制御の適正化技術をマスターし、自動車の運動性能を向上させるための特別講座

*当日は講師の著書をお配りいたします

講師の言葉

 自動車の「走る、曲がる、止まる」という自動車の主たる機能をつかさどるシャシー技術(運動性能)を中心として紹介します。
そして、近年、自動車業界で非常に力を入れている、ASV(先進安全自動車)、また、自動車は人を含めたシステムとして考える必要が有るので、マン・ビークルシステム(人〜自動車系)等について紹介します。さらに、ものづくり例として、フォーミュラカー設計等において重要となるサスペンションジオメトリー等についても紹介します。また、最新の自動車運動制御技術について紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年07月25日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車運動制御または自動車のサスペンションなどに関心がある方
予備知識 ・自動車の運動制御に関心があると理解が深まります
修得知識 ・自動車のタイヤの力学、サスペンションのメカニカルコントロール、そして、自動車の運動制御に至る、幅広い知識が習得できます。更に、現在の最先端技術についても把握できます
プログラム

1.サスペンションと操縦安定性の基礎理論
 (1).サスペンション特性とその適正化
 (2).操縦安定性の基礎理論

2.バウンス(上下動)系と自動車の運動の適正化
 (1).ショックアブソーバ:ばね定数のバランス
 (2).有効な専用機器の開発例

3.ロール系と自動車の運動の適正化
 (1).ロール剛性配分、ロールステア等の影響
(2).有効な専用機器の開発例

4.コンプライアンス系と自動車の運動の適正化
 (1).コンプライアンスステア
 (2).有効な専用機器の開発例

5.ホイールアライメントと自動車の運動の適正化
 (1).トー、キャンバー、キャスター、スラスト角など
 (2).有効な専用機器の開発例

6.サスペンションジオメトリーと自動車の運動の適正化
 (1).車高〜ロールセンター高、ロールステアの関係
 (2).ロールセンター高〜ジャッキアップの関係

7.ステアリング系と自動車の運動の適正化

8.前後のブレーキ系の自動車の運動の適正化
 (1).ブレーキテスターの例
 (2).理想的なブレーキ系のバランス

9.限界コントロール性と車両の各種試験装置
 (1).コーナリングのスキッド限界(タイヤの滑り限界)付近のコントロール性
 (2).車両の各種試験装置

10.フォーミュラカーの運動性能向上(旋回限界時の車両運動性能)
 (1).車両の重量配分の適正化手法
 (2).フォーミュラカーの運動性能向上技術

11.自動車の走行の安全技術の今後
 (1).新しいシャシー制御技術について
 (2).外界センサーを用いた自動車の運動制御技術ついて
 (3).外界センサーとシャシー制御の連動について
 (4).自動運転〜半自動運転について

キーワード サスペンション 操縦安定性 バウンス ショックアブソーバ ロールステア コンプライアンスステア ホイールアライメント スラスト角 サスペンションジオメトリー ロールセンター高 ステアリング 限界コントロール性 車両運動性能 
タグ 自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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