〜 有限要素の基本概念と実務への活用法（解析モデルの取り出し方・境界条件・メッシュの切り方等のポイント）、解析、強度設計への適用事例 〜
- CAE解析の基礎から解析結果の評価法や活用法まで解説する講座！
- 構造解析を正しく行うための必須知識を学び、設計業務におけるCAE強度計算や解析精度の向上に活かそう！
ＦＥＭ構造解析技術（ＣＡＥ）の実務解析ポイント・注意点と強度設計への活かし方 〜デモ付〜
講師の言葉
有限要素法による構造計算を行う場合には、知っておかなければならないキーポイントがいくつかあります。正しい計算を行うための必須知識を集約してコースとしました。
実務への適用のために押させておかなければならない重要ポイントをまとめたものですので、ぜひ受講ください。
セミナー詳細
| 開催日時 |
|
|---|---|
| 開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
| カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備 |
| 受講対象者 | ・自動車部品、機械、構造物等の設計・解析に携わる技術者の方で、CAEについて基礎から学びたい方 |
| 予備知識 | ・材料力学の知識 |
| 修得知識 | ・設計者が必要とするＦＥＭ構造解析（ＣＡＥ）の全体像、基本概念と基礎理論、実際の使われ方等、包括的に理解していただけます |
| プログラム |
１． 設計者向けＣＡＥ強度計算の全体像
(1). 応力解析（ソリッド、シェル、アセンブル）
(2). 固有振動解析（ソリッド、シェル）
(3). 座屈解析、熱伝導解析、熱応力解析
(4). 非線形解析
a. 材料非線形
b. 大変形問題
c. 接触非線形
２． 有限要素の特徴を知り正しく活用する（ソリッド要素、シェル要素）
(1). 離散化とは（要素、節点、自由度、形状関数、メッシュを切ることの意味）
(2). 有限要素法の特徴と注意点
(3). つり合い方程式（構造計算の内部処理概要）
(4). マトリクス法（荷重、拘束、反力）
(5). 構造解析を行うための必要な知識と全体像
(6). 各種要素の紹介（ソリッド、シェル、１次、２次）
(7). ソリッド要素、シェル要素のインプットとアウトプット
(8). 線形解析、非線形解析の違い（材料非線形、幾何学的非線形、境界条件非線形）
３． 正しい計算のポイント：解析モデルの取り出し方、境界条件、メッシュの切り方
(1). 境界条件の指定法（物理現象を壊さない境界条件設定）
(2). 変形を阻害しないための必要十分な境界条件の入力
(3). 対象性利用モデルの境界条件
(4). アセンブルモデルの場合の境界条件
(5). 接触面の定義
(6). 最適なメッシュサイズ：応力集中箇所のメッシュサイズ、薄板の場合等
(7). 使用要素と形状関数
(8). メッシュサイズの違い
a. たわみを求める場合
b. 応力値を求める場合
４． ＦＥＭ構造解析における材料力学：弾性力学とは
※一般的な材料力学とは少し違います
(1). 一般３次元応力状態（垂直応力、せん断応力）
(2). 微小立方体つり合い方程式
(3). 垂直歪、せん断歪、ポアソン比
(4). 歪と変位の関係式、応力と歪の関係式
(5). 各種応力値
a. フォンミーゼス応力
b. 主応力
c. 垂直応力
d. せん断応力
５． 解析事例と強度設計への活用およびＣＡＥの勘所
(1). ＦＥＭ解析と材料力学の整合性（両方良く知っていないと結果は一致しない）
a. 一致しない理由のほとんどの理由は境界条件の指定の整合性がない
b. 双方の基本理論の相違によって差異がでる場合がある
c. メッシュ（要素）の使用法が間違っている場合は一致しない
(2). 解析事例と強度設計への活用 |
| キーワード | 応力解析 固有振動解析 非線形解析 離散化 構造解析 境界条件 メッシュサイズ 弾性力学 ＦＥＭ解析 強度設計 |
| タグ | 設計・製図・CAD |
| 受講料 |
一般 (1名)：49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込) |
| 会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿２－７－１ 新宿第一生命ビルディング（２２階）- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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