• 2017年03月21日(火) 10:30 ～ 17:30

第一部　数値制御加工における幾何形状評価と処理高速化技術

１．数値制御加工における形状処理
　（１）．数値制御工作機械における形状創成
　　　　　ａ．複雑形状の除去加工による実現
　　　　　ｂ．工具経路の計画手法
　（２）．工程計画・工具経路生成における制約条件
　　　　　ａ．工具経路指示を起因とする削り残し、削りすぎの発生
　　　　　ｂ．工作機械運動特性を起因とする削り残し、削りすぎの発生
　　　　　ｃ．工具・工作機械の干渉、衝突による加工失敗
　　　　　ｄ．切削抵抗による工具の変形・破損・共振
　　　　　ｅ．切削抵抗による加工対象物の変形・破損・共振

２．幾何形状評価による問題の回避手法
　（１）．加工対象物の幾何形状評価技術に基づく問題の事前検出
　　　　　ａ．加工対象物の削り残し、削りすぎの高速な可視化
　　　　　ｂ．多軸制御機械における工具干渉の自動回避計画
　（２）．加工現象の事前予測シミュレーションに基づく問題の事前検出
　　　　　ａ．工具作用切削抵抗の事前予測に基づく工具送り条件、工具姿勢の変更
　　　　　ｂ．柔軟物体切削時の切削抵抗予測に基づく把持条件検討

３．まとめ

第二部　数値制御工作機械の特性とそれを考慮した高度利用技術

１．数値制御工作機械の特性
　（１）．数値制御工作機械における形状創成
　（２）．数値制御工作機械の構成
　　　　　ａ．基本構造、案内面
　　　　　ｂ．モータ、エンコーダ
　　　　　ｃ．数値制御装置
　　　　　ｄ．サーボ制御系
　（３）．数値制御工作機械の運動特性
　　　　　ａ．速度ループゲインと位置ループゲイン
　　　　　ｂ．位置決め制御と輪郭制御
　　　　　ｃ．摩擦による影響
　　　　　ｄ．構造振動による影響
　（４）．多軸制御工作機械
　　　　　ａ．回転軸系に存在する幾何誤差
　　　　　ｂ．直進軸と回転軸の動的同期精度
　（５）．数値制御工作機械の消費エネルギ

２．数値制御工作機械の特性を考慮した高度利用技術
　（１）．運動誤差が加工結果に及ぼす影響
　　　　　ａ．シミュレーション方法
　　　　　ｂ．同時２軸制御運動の場合
　　　　　ｃ．同時３軸制御運動の場合
　（２）．運動経路の工夫による消費エネルギの削減

３．まとめ

日本テクノセンター研修室