使いやすく効果的なホンダのなぜなぜ分析のポイントと展開の仕方 〜演習付〜

〜 事象の課題化、情報の整理、分析、検証による分析方法とそのノウハウ 〜

・原因の共有や展開を容易にする使いやすい「なぜなぜ分析」法を演習を通して学び、実務で活用するための講座

・現場で自在に使いこなせる「なぜなぜ分析」法を修得し、実務で活かしトラブルの未然防止に活かそう!

講師の言葉

 なぜなぜ分析とは「なぜ…だったのか」という分析を数回繰り返すことによって、問題の根本原因を掘り出し、再発防止策を導き出す手法である。自動車業界では、業務改善活動などの「なぜなぜ分析」を利用することが一般化している。
 ホンダでも長く活用してきたが、現場から「なぜなぜ分析はわかりにくい」という声が上がっていた。そこで、ホンダでは「なぜなぜ分析」を現場が自在に使いこなせるようにするため、独自のテキストにまとめ、研修を実施してきた。
 本講座では、演習課題を豊富に盛り込んだ独自のテキストで、トラブル事象の要因を展開する際の具体的な表現方法およびなぜなぜ分析の「型」を学ぶ。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年03月02日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・業種は問わず、設計、開発、生産技術、製造、保全、安全、品質保証、営業技術等、全ての部門の現場担当者や管理者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・トラブル事象を具体的に把握し、その要因について構造展開して解決策を導くためのポイント
プログラム

<「なぜなぜ分析」の手順とコツ>


1.事象の課題化
   ・テーマ(課題)を決める
     1則 課題を抽出し絞り込む

2.情報の整理
   ・全体状況を把握し、明確にする
     2則 発生時の状況を出来る限り把握する
     3則 順序やつながりを確認する
           −プロセス図解や図表を使う−
     4則 作業のやり方や部品の構造まで確認する
     5則 役割を確認する
     6則 前提条件を確認する

3.分析
   ・モレなくダブリなく要因を記入する
     7則 条件を原理・原則で考える
     8則 内部条件・外部条件に分ける
     9則 背後の状況を記入する
     10則 時系列で列記する

   ・要因を広く展開する
    11則 事象を分ける
    12則 基準を設定して比較する
    13則 ヒューマンエラーの基本的な「なぜ」を展開する

4.検証
  ・展開した要因を検証で絞り込む
    14則 逆読みして確認する
    15則 分析の狙いを踏まえているかチェック
    16則 現場・現物で、「なぜ」を検証する

 *上記の「なぜなぜ分析」の手法を演習を交えながら、品質トラブルの分析に活かせるように解説いたします

キーワード なぜなぜ分析 トラブル事象 プロセス図解 内部条件 外部条件 ヒューマンエラー
タグ 業務改善問題解決・アイデア発想品質管理未然防止
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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