製品開発に求められる「ディペンダビリティ (総合信頼性)」と信頼性データの解析手法および作り込み 〜演習付〜

〜 ディペンダビリティとその保証、信頼性設計・安全性設計のポイント、ワイブル解析と結果の見方 〜

・従来の信頼性から要求が変化しているディペンダビリティについて学び、信頼性向上に活かすための講座

・ライフサイクルを通じて製品に要求されるディペンダビリティに対応し、信頼性の高い製品開発や工程改善に活かそう!

講師の言葉

 Made in Japan製品への高い評価は、その品質の高さによるところが大きい。品質には約束した機能や性能だけではなく、廃棄するまで期待通りに使い続けることができることが求められる。このようなライフサイクルを通じて製品に要求される特性をディペンダビリティと呼び、従来の信頼性だけでなく安全性や保全性など安心・安全に使い続けるための新製品開発が求められる。
 この講座では初心者から設計者・品質保証担当者を対象に、従来の信頼性からディペンダビリティへと変化する背景と信頼性を確保するためのデータ解析について演習を交えて説明し、製品開発や工程改善に活かすためのポイントを紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年04月07日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・品質保証、品質管理、信頼性工学、製品設計、プロジェクトマネジメントに関わる技術者、管理者の方
予備知識 ・統計的手法に関する基礎知識
修得知識 ・信頼性や安全に関する基本的な概念と作りこみのポイント ・Dependability(総合信頼性)の概念とそこに至る経緯 ・時間データの解析方法とその読み方 ・未然防止や再発防止の基本的なアプローチ
プログラム

1. ディペンダビリティとその保証
  (1). 企業活動と品質
  (2). 何故品質保証が必要なのか
  (3). 品質の確保のための要素
  (4). 「時間依存の品質」と「時点の品質」
  (5). ディペンダビリティとは何か
  (6). ディペンダビリティが要求される理由(事例からの教訓)

2.信頼性の基本と体系的な理解
  (1). ディペンダビリティと信頼性
  (2). 故障品と不良品の違い
  (3). 固有の信頼性と製品の信頼性
  (4). 信頼性の作り込みと故障モード
  (5). いろいろな信頼性技法(解析手法と試験法)
  (6). ディペンダビリティへの応用

3.信頼性と安全の違いと作り込み
  (1). 信頼性と安全性の共通点と相違点
  (2). 信頼性の設計のポイント
  (3). 安全性の設計のポイント

4.信頼性データの解析方法
  (1). 信頼性で用いる分布
  (2). 最小の試験規模の決め方(演習)
  (3). 信頼性データの特徴とサンプル数の決め方
  (4). 寿命データの解析
  (5). ワイブル解析と結果の見方(演習)

5.未然防止と再発防止
  (1). 再発防止と是正の違い
  (2). プロセス改善への注目とその解析
  (3). 標準化の必要性

6.まとめ

キーワード ディペンダビリティ 総合信頼性 時間モード 故障モード ワイブル解析 未然防止 再発防止 プロセス改善 標準化
タグ 安全信頼性試験・故障解析データ解析品質管理品質工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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