プロジェクトを成功させるための実践的マネジメント技法とそのノウハウ 〜演習付〜

〜 スコープ・コスト・スケジュールのコントロール技術、講師経験による海外プロジェクトの留意点 〜

  • 大手エンジニアリングメーカーの講師自身による国内・海外経験に基づき実践的な解説を行う講座!
  • プロジェクトの制約となるスコープ・コスト・スケジュールと、それらをコントロールするためのWBS、EVMS、PERT/CPMについて学び、予算オーバーや納期遅れの防止に活かそう!
  • 新製品開発や個別受注生産、新サービスや海外事業の展開などプロジェクト的な業務におけるマネジメントの定石と実践ポイントを身につけよう!

講師の言葉

 産業構造の変化や競争の激化に伴い、プロジェクト的な業務の比率は業界を問わず高まっています。受託システム開発や建設分野に限らず、製造業の新製品開発や個別受注生産、そして新サービスや海外事業の展開など、多くの場面で「一度限りのチャレンジ」=プロジェクトのより良いマネジメントが求められています。
 本講座では、プロジェクト・マネジメントがカバーすべき主要な機能について解説します。とくに、プロジェクトの成功をしばる三大制約条件であるスコープ・コスト・スケジュールと、それらをコントロールする技法であるWBS、EVMS、PERT/CPMについては、演習を交えてしっかりと学びます。とくに「海外型プロジェクト」の特性と進め方については、講師自身の長年の経験に基づく実践的な解説を行います。
 ただし、プロジェクトの成功はプロマネ個人の知識レベルや、スキルだけでは決まりません。組織がもつ思考と行動習慣(いわば組織の「OS」)に応じて人を動かすことが大切だからです。たとえば、
 ・計画がきちんと立てられず、行き当たりばったり
 ・だれが何を決めるのかわからず、意思決定が遅れる
 ・以心伝心・暗黙の了解で動いて、言葉にしない
 ・契約感覚に乏しく、地雷を踏んでしまう
といった項目に、もし一つでも思い当たることがある方、そして中小規模のプロジェクト実務に携わっていながら世間のPM標準では満たされぬ思いを感じておられる方々には、ぜひ受講していただきたいと願っております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月16日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・受託システム開発、製造業の新製品開発や個別受注生産、新サービス、建設、プラントなどプロジェクト的な業務に携わる技術者・管理者の方 (業種・業界は問いません) ・海外事業展開で、プロジェクトに携わる方 ・これからプロジェクトマネジメントに携わる見込みの方
予備知識 特に必要ございません
修得知識 プロジェクト・マネジメントの職務に対する理解、ならびにWBS、EVMS、PERT/CPMなど現代PM技法の基本を身につけられます
プログラム

1. プロジェクトとは何か、マネジメントとは何か
  (1). 「プロジェクト」とは何か、何ではないのか
  (2). プロジェクトの分類と特性
  (3). 「マネジメント」とは何か
  (4). リーダーシップや管理とはどう違うか

2. スコープと正しいWBSの作成法
  (1). 仕事の最小単位=Activityの構造をつかむ
  (2). スコープには2種類ある
  (3). プロジェクト計画の作成ステップ
  (4). 演習1:展示会プロジェクトを例に
    a. Activityリストの洗い出し
    b. マトリクス法によるWBSの作成

3. プロジェクト組織と役割分担のデザイン
  (1). WBSはチーム組織の構造をつくる
  (2). 組織とコミュニケーション
  (3). 役割としてのPMとプロジェクト・スポンサー
  (4). 企業の組織構造とプロジェクト

4. スケジューリングと進捗
  (1). スケジューリングの基本概念
  (2). 演習2:ものづくりプロジェクトを例に
    a. クリティカル・パス法(CPM)
    b. スケジュールの短縮
  (3). 進捗コントロールとは何か

5. コストとEVMS
  (1). 予算・コスト・価格:「ネットコスト」の概念を理解する
  (2). コスト見積手法
  (3). アーンド・バリュー・マネジメント・システム(EVMS)

6. リスクと問題解決
  (1). リスク概念を定義する
  (2). リスクの事前対策と4つの戦略
  (3). 演習3:IT系プロジェクトを例に
    a. リスクの洗い出し
    b. 対応策の策定
  (4). リスクの事後対応:イシュー・マネジメントの方法
  (5). プロジェクトの成功とは何か

7. 海外型プロジェクトの特性
  ・講師自身の長年の経験に基づき解説
  (1). 海外型プロジェクトに挑む心得
    a. 必ず計画を立てる
    b. 契約と責任を重んじる
    c. 言葉を大切にする
  (2). 演習4:請負型プロジェクトを例に
    a. コミュニケーションの演習
    b. ネゴシエーションの演習

8. まとめ
  ・システムズ・アプローチを身につける

キーワード プロジェクトマネジメント WBS スケジューリング CMP EVMS イシュー・マネジメント 海外型プロジェクト
タグ ヒューマンスキル
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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