ファンの最適設計と騒音抑制への応用

〜 ファン設計の基礎、静音化を実現する最適設計、ファン騒音への対策 〜

  • 各種ファンの基礎や騒音発生メカニズムを学び、静音化設計に役立てるための講座
  • ファンの最適設計に関する考え方・手順を修得し、低騒音かつ高効率な製品開発に応用しよう!

講師の言葉

 ファンは換気扇やエアコンなどの空調機器の主要部品として使われているほか、ヘア・ドライヤーや掃除機、ガス給湯器、IH調理器など身近な製品に数多く使われています。 しかし、風を送るという単純な働きをする部品であり、羽根車を回転させればそれなりの風は出てくるために、必ずしも適切な使い方や設計がなされているとは言えません。
 本セミナーでは、各種のファンについて特徴を説明するとともに、ファンの送風作用の基本をわかりやすく説明し、ファンの特性と流れの状態を関連付けて理解することを目指します。また、ファン騒音については音の原因となる現象とその発生メカニズムの違いを説明し、やはり、流れの状態と関連付けた理解を目指します。このようにファンの特性と空気の流れとを関連付けて理解を深め、最適設計や低騒音化を理論的に進められるようにして頂きたいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月28日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・空調機などの製品向けにファンそのものを開発する設計者の方 ・機器の冷却などで最適なファンの選定をする必要がある設計者の方 ・設計者ではないが、CFDでファンの解析を行なう技術者の方
予備知識 ・大学教養レベルの流体力学の知識があれば理解が深まります
修得知識 ・ファン性能に関する理論的な基礎知識 ・各種ファンの特徴や使い分けの考え方 ・ファンの最適設計に関する考え方と具体的手順 ・主な設計パラメータの働きと性能への影響
プログラム

1.ファンの基礎知識
 
(1).各種ファンの特徴
 (2).ファン性能
 (3).相似則
 (4).ファン騒音

2.ファン設計の基礎
 
(1).設計の考え方
 (2).相似設計
 (3).性能設計
 (4).ファンの効率

3.ファン設計の実際
 
(1).ターボファン
 (2).プロペラファン

4.クロスフローファン
 
(1).内部流れの特徴
 (2).クロスフローファンの設計

5.最適設計と低騒音化(抑制)への応用
 
(1).比騒音レベル
 (2).動作点の考え方
 (3).設計パラメータの影響

6.ファン騒音の音源と対策
 
(1).騒音発生のメカニズム
 (2).騒音対策の基本アプローチ

7.まとめ

キーワード ファン ターボファン プロペラファン クロスフローファン 空力特性 送風 遠心ファン 貫流ファン 軸流ファン 乱流騒音 シロッコファン  CFD
タグ 空調モータ機械構造物振動・騒音設備流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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