車載カメラにおける画像処理技術と運転支援技術への応用

〜 画像処理の基礎から走行時および低速・停止時における応用技術 〜

ドライバーの安全運転を支援する画像認識技術について基礎から最新技術までを解説する講座

・実装範囲が広がっている車載カメラによる画像処理技術を学び、自動車の運転支援技術へ活かそう!

講師の言葉

 ITS(高度交通システム)に関する研究の歴史は長く、センサーとしてカメラが重要な位置を占めていた。自動車の自動運転に関してはカメラの高性能化、低価格化とともにコンピュータの高速化によって、多数のカメラを処理することが可能となり、近年ではプリクラッシュセーフティ・Eye Sight・アラウンドビューモニターなどの名称でドライバーを支援する装置として実装されるようになってきた。
 これらにおいては車両の前・後・側方に設置した車載カメラから、走行路、先行車、障害物、歩行者、車両周辺の危険などを検出する画像認識処理とともに、カメラによってドライバーの死角を補う処理、特に駐車支援システムなどにおける鳥瞰図のように仮想カメラ映像に変換する画像処理がおこなわれている。
 本講義では、道路における画像処理と車載センサの種類について述べる。次に、走行時、低速・停止時における画像処理への応用技術について解説する。最後に、高速演算技術を紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年03月25日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車をはじめとした車両、車載電装品、ITSほか関連企業における研究開発、設計技術に関わる方 ・車載センサ―や画像、レーダの研究開発に関わる方 ・運転支援システムに興味のある技術者 ・車両以外の用途で、ロボットやセキュリティ分野等に車載カメラの技術を応用したい方
予備知識 ・特に必要ないが、画像処理の基礎的な知識があれば望ましい
修得知識 ・車載カメラの基礎 ・車載センサーの種類 ・走行時、低速・停止時における映像の用途
プログラム

1. 道路における画像処理
  (1). 自動運転のための画像処理
  (2). ドライバー支援のための画像処理
  (3). 路車間協調

2. 車載センサーの種類
  (1). 超音波
  (2). レーザー
  (3). カメラ

3. 走行時の映像への応用
  (1). ドライブレコーダ
  (2). 走行路の検出
  (3). 歩行者、先行車両、障害物検出
  (4). 後方車両の検出
  (5). 側方の危険検出
  (6). 信号・標識の認識

4. 低速・停止時の映像への応用
  (1). 車両周辺の死角の認識支援
  (2). 鳥瞰図などへの変換

5. 高速演算技術
  (1). GPU
  (2). 並列演算
  (3). 特徴量

キーワード 画像処理 自動運転 ドライバー支援 路車間協調 超音波 レーザー カメラ ドライブレコーダ 走行路 先行車両 障害物検出 後方車両 認識支援 鳥瞰図 GPU 並列演算 特徴量 アラウンドビューモニター
タグ 画像自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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