チューブハイドロフォーミングによる 軽量化・高精度成形技術と製品への応用例

〜 ハイドロフォーミングの基礎と加工方法、サイクルタイムの削減および加工事例 〜

複雑形状部品の一体成形を実現するチューブハイドロフォーミング技術を基礎から学ぶ講座

・チューブハイドロフォーミング成形を学び、自社製品の軽量化とコストダウンを実現しよう!

講師の言葉

 チューブハイドロフォーミングは、金型内に置いた管材料に高内圧と軸押込みを負荷して変形させ、金型に沿った形状に成形する高度な加工技術である。これにより、複雑断面形状を有する高剛性中空軽量部品を一体成形することができる。
 しかし、一般に管材料は板材料に比べ価格が高く、加工用機械も高価である。また、管は板材に比べ塑性加工が難しい。それでもチューブハイドロフォーミングが自動車部品などに採用されている理由の第一は、コストダウンが可能で、同時に軽量化と衝突安全を実現することができるからである。また、製品形状として、ほかの加工法ではできない複雑断面形状を有する中空部品の成形もできる。
 本セミナーでは、製品の軽量化とコストダウンに威力を発揮するチューブハイドロフォーミングの特徴、基礎となる理論、加工方法を述べ、実際に適用されている事例を紹介し、金型設計・製品設計・工程設計のヒントを示す。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年02月09日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・輸送機器、機械関連における設計開発、生産技術、製造技術などに関わる技術者の方 ・管材の液圧成形に関心のある方 ・自動車・オートバイ・自転車や機械,構造物の軽量化に関心のある方
予備知識 ・材料力学や塑性加工の基礎があると理解が深まります
修得知識 ・ハイドロフォーミングにおける管材の変形挙動と材料特性・潤滑などの影響 ・ハイドロフォーミングの成形限界 ・ハイドロフォーミングの活用方法、軽量化の達成方法
プログラム

1. チューブハイドロフォーミングとは
  (1). 今なぜチューブハイドロフォーミングなのか
  (2). チューブハイドロフォーミングの特徴と適用分野

2. 基礎理論(加工方法の開発・部品設計の武器)
  (1). 管に生じるひずみと応力、成形限界
  (2). 変形に及ぼす材料特性の影響

3. ハイドロフォーミングに適した管材料
  (1). 鉄鋼材料/非鉄金属材料、その他

4. プリフォーミングの必要性とそのポイント(成功への鍵)

5. ハイドロフォーミング
  (1). どのような加工方法があるか
  (2). 負荷経路(内圧と軸押し)はどのように選ぶか
  (3). 金型設計・製品設計のヒント

6. ポストフォーミング(同一型内での穴あけ、接合)による工程数削減

7. 加工機械・加工システムとサイクルタイムの削減
  (1). プリフォーミング用曲げ加工機械
  (2). ハイドロフォーミング加工機械

8. シミュレーションの重要性

9. 加工事例の紹介
  (1). 自動車/航空・宇宙機器/自転車/管楽器、その他

10.今後の課題とまとめ

キーワード チューブハイドロフォーミング プリフォーミング 負荷経路 ポストフォーミング
タグ 金属金属加工金属材料機械
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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