回路技術者のためのノイズ対策の基礎と実践的対策への応用・例

〜ノイズの発生原因と防止方法、ノイズ対策部品、素子固有ノイズ、スイッチングによるノイズと対策、システムの低ノイズ化対策とそのポイント〜

機器の誤作動を防ぐための具体的な設計・対策とアプローチを学ぶための講座

ノイズ発生のメカニズムを理解し、対象によって異なる対策法を修得し、確実に動作する、基板・装置の高品質な信頼性を得た製品設計に活かそう!

講師の言葉

電子回路の高速化、高性能化とともに、回路が論理的に正しく設計されていても、ノイズなどのために誤動作してしまうことが多くなります。
 回路を確実に動作させるためには、基板設計や筐体設計が大きく関わってきます。
また、一言でノイズと言っても、その原因はさまざまであり対策もそれぞれ異なります。
 本講座では、回路設計に関わる若手技術者を対象に、ノイズの基礎知識から、設計段階やトラブルシューティングなど、さまざまな局面での実践的な対策までを1日で解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年01月07日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子回路設計に携わる技術者 ・回路の小型化に携わる方 ・携帯機器向けのシステムLSIへの適用 ・電子機器回路のノイズ対策担当者
予備知識 ・特に必要としません
修得知識 ・低ノイズ化設計、ノイズトラブル解決などに必要な基礎知識から実践のポイント
プログラム

1.ノイズ対策の基本
  (1).ノイズとは何か
  (2).ノイズ対策の目的
  (3).電気信号の伝播と周波数、線路長
  (4).ノイズの発生原理と防止方法

2.装置と配線のノイズ対策
  (1).グラウンドのノイズと対策
  (2).電源ラインのノイズと対策
  (3).ケースと配線のノイズと対策
  (4).伝送ケーブルのノイズと対策
  (5).さまざまなノイズ対策部品

3.信号帯域とノイズ対策の考え方
  (1).CRと伝播遅延(〜数十MHzの信号)
  (2).分布定数回路(数十〜数百MHzの信号)
  (3).損失のある分布定数回路(数百MHz〜数GHzの信号)
  (4).高速ディジタル基板でのノイズ対策

4.素子固有のノイズと対策
  (1).帯域による違い(ホワイトノイズ、1/fノイズなど)
  (2).発生源による違い(熱雑音、ショットノイズなど)
  (3).アナログ基板でのノイズ対策

5.スイッチングによるノイズと対策
  (1).容量負荷と突入電流
  (2).貫通電流
  (3).誘導負荷と逆起電力
  (4).パワー基板でのノイズ対策

6.システムの低ノイズ化対策
  (1).プリント基板設計での対策
  (2).筐体設計での対策
  (3).ノイズ測定とシミュレーション

7.まとめと質疑応答

キーワード ノイズ対策 ノイズ対策部品 信号帯域 素子固有ノイズ スッチングノイズ システムノイズ ノイズ測定
タグ アクチュエータイメージセンサエネルギーマネジメントシステムスマートフォンセンサデバイスドライバ電気電源・インバータ・コンバータ電子機器電磁波LED・有機EL・照明LSI・半導体
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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