ホットスタンピング技術の基礎と高強度化・成形品質向上および最新技術

〜 熱間・温間・冷間成形技術とホットスタンピングの位置づけ・使い分け、ホットスタンピングのための周辺技術(金型・材料選定・表面処理・工程設計) 〜

  • 自動車軽量化やコスト削減に活かせるホットスタンプ技術から冷間成形との使い分けまでを学ぶ講座!
  • 熱処理と成形を同時に行うため必要となる幅広い知識・技術を体系的に習得し、ホットスタンピングの生産性や品質向上に活かそう!

講師の言葉

 ホットスタンピングは安価な鋼板を用いて熱間で成形し金型内部で焼入れすることによって部品の高強度化と低コスト化を実現する技術である。特に、自動車部品の製造技術において今後重要な役割を担うと考えられている。一方で、熱処理と成形を同時に行うことから、金型、素材、工程設定など様々な周辺技術においてノウハウが必要とされている。
 本セミナーでは、ホットスタンピングの技術動向と将来展望について俯瞰するとともに、素材の熱処理や金型の材料選定、表面処理など周辺技術に関する基礎知識について詳細に解説する。また、上記のホットスタンピングの他に、高張力鋼板の形状凍結性を向上させる成形法について紹介する。難加工材の成形技術に関する様々なソリューションを提示して、その中でのホットスタンピングの位置付けや使い分けについて説明する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年03月04日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 特に指定はありません。すべてのエンジニアを対象としています。製品設計に関わる方には最新の材料、加工および接合技術について情報を収集されることをお勧めいたします。本セミナーにおけるホットスタンピングもその一つであり、技術者として製造現場での設計や技術開発に役立てていただきたいと考えております。
予備知識 特に必要ありません
修得知識 ホットスタンピングに関する最新動向とその周辺技術(熱処理、素材および金型材料、成形技術など)に関する幅広い知識を得ることができます。基礎的な事項から丁寧に説明します。
プログラム

1. 自動車の軽量化と鉄鋼材料・成形技術の関わり
  (1). 自動車の軽量化と鉄鋼材料
  (2). プレス成形技術の動向
    ・熱間・温間および冷間成形について

2. ホットスタンピングと関連技術
  (1). ホットスタンピングの長所・短所
  (2). ホットスタンピングにおける成形性評価
  (3). 被加工材と熱処理による材質変化
  (4). 金型材料と表面処理(ホットスタンピングにおける摩擦摩耗)
  (5). プレス機械と工程設定

3. ホットスタンピングに関する最新技術動向と事例

4. 冷間成形における形状凍結性の向上技術
  (1). 高張力鋼板のプレス成形における問題点と解決策
  (2). フォーム成形、ドロー成形およびドローフォーム成形
  (3). ホットスタンピングとの比較

キーワード ホットスタンプ技術 材質変化 トライボロジー 冷間成形 フォーム成型 ドロー成形
タグ プレス金属加工自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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