実時間最適制御(モデル予測制御)の基礎と応用事例

〜最適制御の基礎、モデル予測制御の応用と展開、数式処理による自動コード生成〜

・時々刻々変化していく環境下でシステムを最適に制御する技術を学び、製品開発に活かすための講座

効率的な実時間最適化アルゴリズムの開発により、適用範囲が広がっている非線形最適制御の基礎から自動コード生成まで一貫して修得できる特別講座!

講師の言葉

各時刻でシステムの応答を最適化して制御入力を決定するモデル予測制御は、拘束条件を陽に扱える制御手法として広く応用されています。しかし、モデル予測制御を非線形システムに適用する際には、非線形最適制御問題を実時間で解かなければならず、計算負荷が実用上の障害でした。それに対し近年、効率的な実時間最適化アルゴリズムが開発され、制御周期の短い機械システムへも非線形モデル予測制御の適用範囲が広がりつつあります。
 本講習会では、非線形最適制御問題の基礎から始めて、非線形モデル予測制御において解かなければならない問題、その実時間アルゴリズムと応用事例について解説します。また、数式処理を用いた自動コード生成の仕組みと使い方についても解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年08月27日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械、制御関連の技術者の方 ・メカトロ系や化学プロセスを含むさまざまなシステムにおいて、拘束条件や非線形性を考慮した高性能な制御を実現したい技術者の方 ・時々刻々変化していく環境下での最適化を実現したい技術者の方
予備知識 ・ベクトル、行列、偏微分に関する知識
修得知識 ・最適制御やモデル予測制御の問題設定と数値解法の考え方を理解し、自動コード生成ツールを使ってモデル予測制御のシミュレーションができるようになります
プログラム

1.最適制御の基礎
  (1).最適制御問題とは
  (2).変分法と停留条件
  (3).数値解法
     a.勾配法
     b.ニュートン法

2.モデル予測制御
  (1).モデル予測制御とは
  (2).実時間アルゴリズム
  (3).適用例
     a.入力拘束付き2リンクアームの振り上げ
     b.離散値入力によるホバークラフトの制御

3.モデル予測制御の応用と展開
  (1).応用事例
     a.船舶
     b.自動車
     c.鉄鋼
  (2).数式処理による自動コード生成
  (3).アルゴリズムの展開
     a.計算効率化
     b.微分ゲーム
     c.推定
     d.オフセット補償と適応

キーワード 最適制御 モデル予測制御 実時間アルゴリズム 勾配法 ニュートン法 自動コード生成 オフセット補償 
タグ シミュレーション・解析プラント機械自動車・輸送機制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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