車車間・路車間通信技術と衝突回避・事故防止システムへの応用

〜ルーティング技術、車車間・路車間通信と衝突回避・事故防止システムとの連携、ITS技術とプローブカー情報の活用〜

安全性確保のためのITSの最新技術を修得し、製品開発へ活かすための講座

近年の高度道路交通システムを支える車車間・路車間通信技術を先取りし、安全運転支援システムへの応用開発を急げ!

講師の言葉

 近年、ETCやVICSなど路車間での無線通信技術を利用したシステムが普及し、目的地への経路選択や渋滞回避、街中での店舗検索、ロードサービス、車両整備などのサービスが提供されています。また、固定インフラを用いずに、車車間での無線通信を利用した衝突回避や事故防止システムや、安全な歩行者の横断やバイク・自転車などの事故防止に関連したシステム、ミリ波や車載カメラなどのセンシング技術を併用したレーン検知や走行車線の安全性確保をめざしたシステム、高速道路などでのトラックの隊列走行支援システムなどの研究開発が進められています。
 本セミナーでは、このような近年の高度道路交通システム(Intelligent Transport System: ITS)を支える車車間・路車間通信技術の現状と今後の動向・将来像、ならびに、ビッグデータ時代のITS技術の最新動向について解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年06月09日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・車車間・路車間通信技術に興味を持っている情報通信、自動車関連業界の技術者・管理職 ・車載ネットワークなどの開発に携わっている技術者・管理職 ・高度道路交通システムに興味を持っている運送、交通関連業界の技術者・管理職 ・車車間・路車間通信などの基礎技術を修得しようとする研究者、技術者
予備知識 ・特別な知識は要求しないが、インターネットやWiFiなどの基礎的な概念を知っていれば理解し易いと思われる
修得知識 ・車車間・路車間通信技術に関する基本技術や今後の技術動向を理解できる ・衝突回避・事故防止システムへの車車間・路車間通信技術の適用の可能性・問題点などが整理できる
プログラム

1.車車間・路車間通信技術
  (1).ITSと車車間・路車間通信技術の進展
  (2).車車間通信の欧米の動向と標準化
  (3).日本の車車間通信の現状と将来像
  (4).WAVE:車車間通信の国際規格(IEEE802.11p)
  (5).700MHz帯高度道路交通システム標準規格

2.ルーティング技術
  (1).無線ネットワークのルーティング・プロトコル
  (2).車車間通信のためのルーティング・プロトコル

3.ITSシミュレーション技術
  (1).車車間通信の性能評価
  (2).路車間通信の性能とチャネル割り当て
  (3).ITSシミュレータを用いた性能解析
  (4).人や車のモビリティ生成

4.衝突回避・事故防止システムへの応用
  (1).衝突回避システム
  (2).事故防止システム
  (3).自動運転、隊列走行
  (4).車車間・路車間通信技術との連携

5.車車間・路車間通信技術との連携
  (1).コントローラエリアネットワーク(CAN)の概要
  (2).CANや車車間・路車間通信のセキュリティ

6.ビッグデータ時代のITS技術
  (1).プローブカー情報の活用
  (2).都市街区の車両の走行状況やエネルギー消費量の推定
  (3).近未来の車車間・路車間通信技術

7.まとめ

キーワード 車車間通信 路車間通信 ルーティング ITS 衝突回避システム 事故防止システム 自動運転 隊列走行 CAN プローブカー 安全運転支援システム
タグ 安全自動車・輸送機車載機器・部品ITS
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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