制御モデリング技術の基礎とモデルの検証技術 〜デモ付〜

〜 ノンパラメトリック・パラメトリックなシステム同定、モデルの妥当性の検証と選定 〜

対象となるシステムのモデル化を効果的に作成し、活用するための講座

Excelやプログラミング言語を用いて、システム同定やモデル検証の実現方法が修得できる特別セミナー!

制御系を設計するためには、制御対象のモデル化が必要であり、効率化や品質向上を目的としたモデルベース開発にも不可欠となっています

講師の言葉

 物理現象のシミュレーションや制御を行う上で、対象となるシステムのモデルを作成することは重要である。また作成されたモデルが妥当であるかどうかを判断することも重要である。
 対象システムに関する「事前知識」と実験によって得られる「入出力データ」に基づいて、対象システムのモデルを得る方法論は「システム同定」と呼ばれる。システム同定は、大まかに以下の手順で行われる。まず「事前知識」から対象システムのモデル構造を決定するとともに、実験を行ない同定するのに必要な「入出力信号」を取得する。次に、決定したモデル構造と得られた入出力信号に基づいて、同定を行なう。最後に得られたモデルの妥当性を検証する。
 本講義では、モデリングの際に用いられるシステム同定やモデルの妥当性の検証に関する基礎知識を紹介し、EXCELや行列演算ソフト MATLABによる計算を交えて説明する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年02月12日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車、機械、プラント、家電、電子機器、精密機器ほか関連企業の設計・技術者 ・モデリングやモデル検証について知識がなく、学習したいと思っている方
予備知識 ・理系大学卒業程度の基礎知識
修得知識 ・システム同定やモデル検証を行なう手順と基本的な知識が習得できる ・EXCELやプログラミング言語を用いて、システム同定やモデル検証の実現方法を習得できる
プログラム

1.モデリング
  (1).モデリングとは?           
  (2).モデリングの種類
    a.ホワイトボックスモデリング
    b.ブラックボックスモデリング
  (3). システム同定
    a.システム同定とは?
    b.システム同定の基本的な手順
    c.例題

2.モデル
  (1).モデルの分類
  (2).線形時不変(LTI)システム
  (3).式誤差モデル
    a. ARXモデル
    b.FIRモデル
    c.ARMAXモデル
  (4).出力誤差モデル
  (5).状態空間モデル

3.モデリングのための準備
  (1).同定実験計画
    a.同定入力信号の選定
    b.サンプリング周期の選定
  (2).入出力信号の前処理
    a.異常信号(outlier)の除去
    b.外乱の除去

4.システム同定
  (1).ノンパラメトリックな手法
    a.相関法
    b.スペクトル解析
    c.フーリエ解析
  (2).パラメトリックな手法
    a.パラメータ推定の評価指標
    b.最小二乗法
    c.予測誤差法

5.モデル検証とモデルの選定
  (1).モデル構造の選定法
  (2).モデルの妥当性の検証
    a.極零相殺
    b.残差解析
    c.シミュレーションによる確認

キーワード モデリング システム同定 線形時不変システム 式誤差モデル 出力誤差モデル 状態空間モデル 極零相殺 誤差解析
タグ シミュレーション・解析機械要素自動車・輸送機制御電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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