官能評価の基礎と効率的な進め方および製品開発への応用〜PC実習付〜

〜パネル、データ尺度水準、順位法・QDA法の演習で学ぶ官能評価〜

・自らパネルとなり、得られたデータを解析することで、官能評価を体感しながら学べる講座
・データの特質から順位法・QDA法の演習を通して官能評価の進め方を分かりやすく解説!
・官能評価を活かしたものづくりの実践例も紹介!自社の商品開発に官能評価を効率的に導入しよう!

講師の言葉

 官能評価は、製品に対する人の五感の反応特性を測定し、分析し、解釈する学問であり、利用者の感性に沿ったものづくりをしたいと考える人々にとっては、非常に有用な学問といえます。官能評価は、これから作る新製品の特性の方向づけを行いたい時、あるいは、すでに作り上げた製品の官能特性を正しく評価したい時に効果を発揮します。
 本講義では、官能評価のデータの性質を明らかにし、その性質にふさわしい手法を紹介します。基本的な手法として、順位法とQDAを取り上げることとします。なお、QDAというのは、定量的記述的試験法といい、試料の官能特性を表現する様々な言葉を尺度にして測定する手法です。これらの手法を用いて官能データをとり、そのデータを統計解析する実習を行うことで、手法の理解を深めます。
 統計解析としては、分散分析や主成分分析などを行います。また、データ解析の実習は、コンピュータでエクセルを使います。さらに、官能評価を利用したものづくりの実践例を紹介することにより、官能評価の可能性について考察します。

※PCは弊社にて準備します(Excel、Rを使用する予定です)

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年02月12日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・これから官能評価を勉強したいと考えている方 ・企業で官能評価やマーケティングの業務に就いている方 ・デザインや食品などを専攻している方 (業種は問わず、商品の研究開発に関わる部署の研究者・技術者の方、商品企画・マーケティング・営業部門の方)
予備知識 ・特に必要ありませんが、エクセルを使ってデータ解析する予定ですので、Excelが使えるとよいと思います
修得知識 ・官能評価で必要とされている基本的な手法、及び、データの分析法が身につきます
プログラム

1.官能評価とは
  (1). 官能評価におけるパネル
     a. 分析型パネル
     b. 嗜好型パネル
  (2). 官能評価データの尺度の水準
     a. 名義尺度
     b. 順序尺度
     c. 間隔尺度
     d. 比率尺度
  (3). 官能評価手法の概要
     a. 識別試験法
     b. 順位法
     c. 格付け法
     d. 採点法
     e. SD法
     f. QDA法

2. 順位法演習
  (1). 順位相関係数
     a. ケンドールの順位相関
     b. スピアマンの順位相関
  (2). フリードマンの順位検定

3. QDA法演習
  (1). QDA法とは
     a. 記述分析法の一つ
     b. トレーニングされたパネリスト
  (2). 評価用語の選定と実施
     a. 言葉だし
     b. 特性表現用語の決定
     c. 試し評価
     d. キャリブレーション
     e. 本評価
  (3). データ分析
     a. 分散分析
     b. 主成分分析

4. 官能評価の製品開発への応用
  (1). 官能評価を利用したLEDの開発

キーワード 官能評価 分析型 嗜好型 名義尺度 順序尺度 感覚尺度 比率尺度 識別試験法 順位法 格付法 採点法 SD法 QDA法 順序相関係数 キャリブレーション 分散分析 主成分分析
タグ 統計・データ解析生理・官能検査
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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