機械図面の読み方・書き方の基礎とトラブル対策のポイント〜演習付〜

〜 機械図面の基礎と工作精度、形状精度の図示と測定方法、図面の読み方と書き方の演習、ものづくりへの活用 〜

  • 経験豊富な講師から機械加工図面の正しい読み方・書き方を学び、高品質なものづくりに活かすための講座
  • 正しい機械図面の読み方と書き方を修得し、ものづくりや加工トラブル対策に役立てよう!

講師の言葉

 高品質のものづくりのためには、機械加工図面を正しく読み、書くことが大切である。まず、機械図面の基礎を、図面の役割、投影法、寸法記入法、寸法公差とはめあい、幾何公差、表面あらさなどについて、JIS製図規格と機械加工の基礎知識とを関連付けて分かりやすく解説し、加工精度とコスト、加工を考慮した図面の書き方についても述べる。
 つぎに、NC加工などの自動加工に合った図面の書き方について、その考え方と具体例を38の設計指針にして示す。寸法精度と共に重要な形状精度は、JISの幾何公差の規格で定義と図示方法が定められているが、理解しにくい内容なので、形状精度の測定方法と測定精度に関連付けて分かりやすく解説する。また、機械設計に必要な機械材料の物理的性質と、機械部品設計への影響について、具体例により解説し、材料の使い方の道しるべとする。最後に、加工しやすい図面、加工しにくい図面の読み方と書き方の演習を通じて理解を深める。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年03月09日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・ものづくりにたずさわっている設計・製造・検査・生産管理・品質管理の担当者
予備知識 ・予備知識はとくに必要としません
修得知識 ・機械加工図面を正しく読むことが出来る ・加工方法を考えた図面の書き方を理解できる ・図面不備による加工トラブルを事前に予見できる
プログラム

1.機械図面と工作精度
 (1).機械図面の基礎
 (2).寸法公差とはめあい
 (3).幾何公差
 (4).機械加工の基礎知識
 (5).工作精度
 (6).加工精度とコスト
 (7).加工を考慮した図面

2.自動加工のための設計指針
 
(1).自動加工の不自由さと設計へのメッセージ
 (2).自動加工のための設計指針の目的
 (3).設計指針を適用するメリット
 (4).自動加工とNC工作機械の特徴
 (5).部品の形状精度と自動加工
 (6).自動加工のための設計指針(38例)
 (7).運用上の注意

3.形状精度の図示と測定方法、精度
 
(1).機械加工の精度の3要素
 (2).形状精度は良いものづくりの基本
 (3).形状精度の指定公差と測定精度
 (4).形状精度の測定方法と測定精度および測定器の精度
 (5).形状及び位置の精度の定義、図示及び測定方法
 (6).形状精度の普通許容差

4.機械設計のための材料特性

5.加工しやすい図面、加工しにくい図面の読み方、書き方演習

キーワード 機械 図面 工作精度 設計 寸法公差 幾何公差 設計 形状精度 測定方法 指定公差
タグ 金属材料ねじ材料機械機械要素強度設計設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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