機械設計者のための要素技術(機能、材料、強度)と製品設計への応用

〜 機械要素の種類・規格、ねじ・軸・軸受・歯車の機能・材料・強度と製品開発への応用 〜

  • 機械要素の基礎を修得することで、機械の機能向上、損傷・劣化を防ぎ、信頼性の高いものつくりに活かす講座
  • 選定に不可解な機械要素の基礎や規格化背景を学び、製品設計へ役立てよう!

講師の言葉

機械はその用途によって機能・構造は異なりますが、それを構成する締結部、軸・軸受部、動力伝達部、緩衝・制動部などでは、ねじ、軸受、歯車、ばねなどが共通した役割を果たしており、これらを機械要素といいます。
 これら機械要素の大半は標準化されていることから、機械設計においては、構造の単純化や互換性を持たせて利用を簡便にするべく、規格化されている要素については規格を利用して専ら機械要素専門メーカの製品の中から選択することが多い状態です。 
 然るに、機械要素の選定は、機械の機能、損傷・劣化などに関わる影響が大きく、重要な構成部分でもあります。従って、規格化の背景、即ち機械要素の設計を理解して利用することが機械設計の基本になり、機械を操作・整備する上でも大切です。なお、機械の要素は多様であることから、ここではその基礎についてご紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月28日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・機械設計に興味をお持ちの方、これから機械設計に携わる方 ・あるいは機械設計の経験が浅い方、機械の操作、保守・整備に携わっている方
予備知識 ・予備知識は必要はありません
修得知識 ・機械要素とは何か、どの様なものがあるか ・各種要素の機能の理解と使用環境における要素のタイプ選定の考え方
プログラム

1.機械要素とは
 
(1).機械設計の基本
 (2).機械要素と求められるもの
 (3).機械要素の種類
 (4).機械要素の規格(日本工業規格)

2.ねじ
 
(1).ねじの原理
 (2).ねじ山形状
 (3).ねじの種類と用途
 (4).ボルト、ナット
 (5).小ねじ、座金
 (6).送りねじ

3.軸
 
(1).軸の機能と種類
 (2).軸の設計要点
 (3).軸の規格
 (4).軸継手
 (5).キ―

4.軸受
 
(1).軸受と摩擦
 (2).転がり軸受の構造と種類
 (3).転がり軸受の設計要点
 (4).すべり軸受の構造と種類
 (5).すべり軸受の設計要点
 (6).すべり案内
 (7).転がり軸受とすべり軸受けの比較

5.歯車
 
(1).歯車の機能と種類
 (2).歯型
 (3).歯車の機構

6.巻掛け伝動装置
 
(1).ベルト伝動
 (2).Vベルト伝動
 (3).チェーン伝動

7.その他
 
(1).ばね
 (2).ブレーキ
 (3).シール

8.製品設計への応用
 (1).機械設計と機械要素
 (2).機械要素を活かす

キーワード 機械要素 ねじ 軸 軸受 転がり軸受 すべり軸受 すべり案内 歯車 ベルト伝動 Vベルト伝動  ばね ブレーキ シール
タグ カム金属材料ねじ材料機械要素軸受け設計・製図・CAD歯車
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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