音響の基礎と解析・評価手法および「快音」の製品・サービス開発への応用 ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ 音響の再生手法・解析技術・音質/生理評価手法とそのポイント、環境音を用いた生理評価・心理評価手法とそのポイント、生理評価・心理評価を用いた「快音」評価への応用 ~
・音響の基礎から録音・加工・再生、解析、音質評価手法やその応用技術までを修得し、製品やサービスに応用するための講座
・音が人にどう伝わり、聴こえ、感じ、視覚情報がどのように影響をおよぼすのかを測定・評価する手法を事例を交えて修得し、人にとって心地よい音環境の構築や製品音の改善に活かそう!
※本セミナーではCisco Webexを使用します
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
近年、「快音」に関する需要が高まっており、どのような音が人にとって心地よいのか、そのような音はどのように形作られるのかについて様々な研究が行われています。これらを理解し、実際のプロダクトとして実現するためには、音響に関するいくつかの分野についての基礎知識が不可欠となります。音の伝わり方を表す音響物理、音の聞こえの仕組みを理解する聴覚、音をどのように感じるかに関する音響心理、音に対して体がどのように反応するかに関する音響生理、さらには音の聞こえを計算力学を用いて精密に再現する音響シミュレーションに関する基礎知識など、これらの要素を組み合わせることよって、快音を理解し、具現化できるものと考えます。
本講習会では、上記の各分野に関する基礎知識について、事前の知識をできるだけ必要とせずにわかりやすく理解頂くことを目的として解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年05月23日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・応用音響学の基礎について学びたい方
・音環境のシミュレーション手法、再現手法について学びたい方
・音環境・視環境の評価方法、両者の関係性について学びたい方
・製品音や環境音の音質評価、改善等の業務に携わっている方
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予備知識 |
・特別な予備知識は必要ありません |
修得知識 |
・応用音響工学の基礎知識
・音質評価の基礎知識
・視聴覚環境を対象とした生理・心理評価手法
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プログラム |
1.音響の基礎と再生・解析・評価手法とそのポイント
(1).音響物理と聴覚の基礎
a.音響物理
b.聴覚
(2).音響再生手法の基礎(頭部伝達関数、動的バイノーラル、骨導音)
a.音の収録と加工
b.頭部伝達関数、音像定位
c.バイノーラル再生、動的バイノーラル再生
d.多チャンネル再生
e.そのほかの再生手法(骨導音再生など)
(3).音響解析の基礎
a.音響シミュレーションの必要性-音響模型実験を通して-
b.波動音響解析の考え方
c.幾何音響解析の考え方
(4).音質評価の基礎
a.精神物理学測定の考え方
b.ME法
c.SD法
(5).生理評価の基礎
a.生理評価の基礎
b.さまざまな生理的評価指標
2.音響の心理評価・整理評価手法と「快音」評価への応用
(1).視・聴覚刺激による心理評価
a.都市環境音の主観的印象における視・聴覚影響
b.居室内へ透過する環境音の主観的印象における視・聴覚影響
c.スタジアムにおける歓声音の評価
(2).快音評価における生理・心理評価
a.快音・不快音の生理・心理評価
b.人との対面状態が生理状態に与える影響
c.可聴域内外音成分を含む環境音の生理・心理評価
d.音楽が人の心理・生理に与える影響
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キーワード |
音響学 音響モード バイノーラル再生 骨導音 音響解析 音響シミュレーション 音質評価 心理評価 生理評価 ME法 SD法 視聴覚刺激 印象評価 快音評価 |
タグ |
信号処理、研究開発、環境、データ解析、デザイン、音声処理、感性・脳科学・認知工学、人間工学、車載機器・部品、振動・騒音、電子機器 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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