破面解析(フラクトグラフィ)の基礎と破損原因究明および対策への活かし方の実践ポイント <オンラインセミナー>

~ 破損・破壊の分類と破損要因、破損解析のための事前調査、前処理、マクロ破断面観察、ミクロ破断面観察、破壊原因の推定、破損品調査と対策の事例、破損解析での失敗・改善の事例 ~

・破面解析による破損原因の読み解き方、破損解析の一連のプロセスを修得し、再発防止の適切な対策に活かすための講座!

・破壊・破損の種類から、マクロ・ミクロの破断面観察、試験項目検討や原因推定法、対策検討事例までを修得し、再発防止の実務に活かそう!

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講師の言葉

 金属部品が破損・破壊すると、技術者には「なぜ壊れたのか」「再発防止には何をすべきか」を迅速かつ的確に判断することが求められます。その際、破面解析は破損原因究明の有力な手段の一つですが、実際には破面を見ても何が読み取れるのかわからない、どこから調査を進めればよいのかわからない、原因と対策を結び付けられないと悩む方も少なくありません。破面には、破壊の起点やき裂進展状況、負荷のかかり方など、破損に至る過程を示す多くの情報が刻まれています。

 このセミナーでは、破面解析の進め方や観察の着眼点、破損原因推定のポイントを体系的に解説します。さらに、自動車メーカーで26年間、耐久性評価や破損解析に携わった経験をもとに、失敗事例や改善事例を交えながら、書籍だけでは学べない現場で役立つ実践的なノウハウを紹介します。破面から原因を読み解き、再発防止につなげる実践力向上の一助となれば幸いです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年12月08日(火) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 解析の対象は金属製品です
・自動車部品、機械、輸送機器、工作機械、設備の設計、開発、品質管理、保守に携わる技術者の方
予備知識 ・金属材料および材料力学の基礎的知識
修得知識 ・破面解析の基礎知識と着眼点を習得し、破面から破損に至る過程を読み解く力の修得
・マクロ観察・SEM観察による破面解析の進め方の体系的理解
・破面情報や各種試験・分析結果を活用した破損原因推定の考え方
・実際の破損事例を通じた原因究明から再発防止対策までの実践的ノウハウ
プログラム

1.破損・破壊の分類と要因

  (1).破損・破壊の分類

    a.延性破壊

    b.脆性破壊

    c.疲労破壊

    d.環境脆化割れ

    e.高温破壊

    f. 座屈

    g.摩耗

    h.腐食

    i.粒内破壊

    j.粒界破壊

    k.擬粒界破壊

  (2).破損要因

    a.材料選択ミス

    b.修理ミス

    c.設計ミス

    d.製造過程ミス

    e.機能劣化

 

2. 破損解析の進め方と破損原因の推定

  (1).破損品調査の全体フロー

  (2).情報収集による事前調査

    a.仕様確認・把握(聞き取り調査、設計図、仕様書等による)

    b.現場確認(使い方の確認・把握)

    c.統計的調査

    d.留意すべき点

  (3).破断部の調査手順(観察前準備作業)

    a.損傷品の取り扱い上の注意点と保存法

    b.破損品の全体および破面周辺の観察(目視、ルーペ、マイクロスコープ等に

よる)

    c.外観写真撮影のポイント

    d.主き裂位置確認

    e.二次き裂解析の要否判断

     f.損傷部の切り出し

    g.損傷品の送付

    h.破面出し

    i.破面の洗浄技術

    j.破面除錆技術

    k.破面切り出し不可の場合・入手迅速化のための対応策

  (4).フラクトグラフィとは

  (5).マクロ破断面観察(肉眼、低倍率光学顕微鏡)

    a.破壊形式と負荷応力レベルの推定

    b.破壊起点部の確認方法

    c.き裂の進展方向

    d.き裂進展速度

  (6).ミクロ破面観察(走査型電子顕微鏡(SEM))

    a.破面形態の確認

    b.き裂進展方向の確認方法

    c.実働応力および残存寿命の推定

  (7).破壊原因の仮説・推定【1】

    a.集めた情報と破断部の調査結果の整理

    b.負荷応力と材料強度の比較による破損主因の可能性の検討

    c.破壊経過および破損原因の推定

  (8).試験・分析項目の検討・実施

    a.硬さ測定

    b.材料の成分分析

    c.断面マクロ観察・ミクロ組織観察

    d.金属ミクロ組織観察と微小部定性分析

    e.形状・寸法・表面粗さ測定および表面状況観察

    f. 機械的性質試験

    g.残留応力測定

    h.探傷検査

  (9).破損原因の推定【2】

    a.試験分析結果と破損原因仮説・推定【1】の妥当性検証

    b.破損原因の特定と恒久対策の検討

  (10).検証のための再現試験

    a.実機または単体による再現試験

    b.実機または単体による比較試験

  (11).報告書作成

    a.すべての検証証拠の提示・結論の導出

    b.推奨対策提案

 

3.破損解析および対策検討の事例

  (1).ギヤ破損品調査

  (2).シャフト類破損品調査

  (3).クランクシャフト破損品調査

  (4).リーフスプリング破損品調査

 

4.破損解析での失敗・改善の事例

  (1).ストライエーションとパーライトとの識別

  (2).疲労破壊と静的破壊の区別

  (3).ある破面にフォーカスをしすぎて推定を誤った事例

  (5).破面解析だけでの判断による誤り事例

 

5.同様な破損・破壊を起こさないために

  ・技術標準・ノウハウの構築、技術伝承

キーワード 延性破壊 脆性破壊 疲労破壊 環境脆化割れ 高温破壊 座屈 マクロ破断面観察 ミクロ破面観察 破損解析 試験分析 ギヤ破損 クランクシャフト破損 リーフスプリング破損 海外サプライヤ
タグ 金属破面解析疲労
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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