ソフトウェア開発における漏れがなく、分かりやすい要件定義書・設計書の作成と設計品質向上のポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ 不十分な文書化によるトラブルの防止、開発プロセスにおける文書化の役割、読み手に伝わる簡潔明瞭な要件定義書・設計書の書き方、テクニカルライティングのポイントと応用 ~

・ソフトウェアの開発プロセスにおいてドキュメンテーションを「抜け漏れなく」実践するポイントを修得し、品質向上に応用するための講座

・ソフトウェア開発における要件定義・仕様化・設計をわかりやすく、曖昧さのない文書としてまとめるノウハウを修得し、手戻りのない効率的な開発に活かすためのセミナー!

・面倒で手間がかかると思いがちな文書作成を実践するためのポイントをお伝えし、グループ演習で学びを共有しながら、読み手に伝わるように書くための基礎と手順を習得していただきます

※WordやPowerPointを使用できる環境でご受講下さい

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 ソフトウェア開発において、要件定義書や設計書など文書化することは必須の条件です。しかし、これら文書の曖昧さ、記述不十分などの不備がもたらす品質トラブルは今なお大きな課題です。生成AIによる文書作成支援を活用できる現状にあっても、ソフトウェアの要件や仕様・設計の内容を確実に伝えるための文書化のスキルが求められることに変わりはありません。しかしながら、開発エンジニアの方の多くは、文書を書くことに苦手意識があり手間や面倒に感じているのではないでしょうか。

 この講座では、ソフトウェア開発における文書化の意義と役割を改めて捉え直し、要件定義書・仕様書・設計書の品質を高めることで、開発のトラブルや手戻りを回避し、効率的な開発を確実に進めるための実践的な文書作成のポイントを学びます。文書で考え、文書で進めるソフトウェア開発のあり方を実践的に習得します。読み手にわかりやすく明確に伝わる文章作成の方法として、テクニカルライティングの手法を使って、開発エンジニアにも理解しやすく実務で活用できる具体的な方法を学びます。

 「手戻りが少なくなった」「文書作成が簡単になった」—より高い成果を生み出すヒントを提供します

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年04月01日(水) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・ソフトウェア開発に携わるエンジニア(要件定義、システム設計、アーキテクト等)
・要件定義や仕様設計・ソフトウェア設計の業務担当者
・ソフトウェア開発プロジェクトのマネージャ、リーダー(PM/PMO、PL等)
・各種開発文書の作成担当者、レビュー担当者
・ソフトウェア開発のプロセスを効率化したい方
・ソフトウェア開発における成果物の品質を向上させたい方
・シンプルでわかりやすい文書を簡単に書けるようになりたい方
予備知識 ・1~2年程度以上のソフトウェア開発経験があることが望ましい(プログラミング経験は不問)
・ソフトウェアの開発プロセスに関する基礎知識があることが望ましい
修得知識 ・ソフトウェア開発における文書作成の意義と役割の理解、実践するための具体的な方法
・開発文書に記述すべき内容とその記述方法、不備やトラブルを防ぐポイント
・高品質なソフトウェア開発のための、目的に合わせた簡潔かつ明瞭な文書作成スキル
・テクニカルライティングの手法を用いたわかりやすい文書作成の実践方法
・文書の品質向上の視点とレビューへの応用方法
・ソフトウェア開発全体におけるプロセス品質向上に貢献する文書化の方法
プログラム

1.ソフトウェア開発におけるドキュメント(要件定義書・設計書)の役割

  (1).文書化の不備によるトラブルと品質問題の発生

    a.開発プロセスにおける不具合の実態と原因

    b.なぜ要件定義書・設計書の記述不備が品質問題を引き起こすのか

    c.不明確な記述が原因となるトラブル、手戻り、品質低下

    【演習】自身の経験から文書不備による問題事例を共有

  (2).開発プロセスにおける文書の重要性と品質への影響

    a.ソフトウェア開発プロセスにおける成果物としての文書の意義

    b.プロセス品質とソフトウェア品質の関係

  (3).開発プロセスにおける文書の6つの役割

    a.工程間インタフェースの明確化:前工程からの引継ぎ、次工程への伝達

    b.工程作業の管理:何をどこまで完了したかの可視化

    c.品質の作り込みと検証:レビューによる品質確保

    d.品質保証:成果物として品質を証明する

    e.開発プロセスの定義:文書体系がプロセスを定義する

    f.ナレッジの蓄積:保守・改修時の情報源

 

2.ドキュメンテーションに基づく開発プロセスの進め方

  (1).ソフトウェア開発におけるドキュメンテーションの位置付け

    a.「書くこと」が「考えること」-文書化は思考の整理

    b.「書けない」ことは「決まっていない」証拠

    c.文書で考え、文書で進める開発プロセス

  (2).開発プロセスの工程と文書体系の関係

    a.要件定義、基本設計、詳細設計の文書構成と記載内容

    b.文書構成(目次)が作業の項目と内容を決める

    【演習】開発プロセスの各段階で決めるべきことを整理する

  (3).ソフトウェア品質向上のための文書化のポイント

    a.要件定義書・設計書作成の心得:書く前に考える、構造化してから書く

    b.図表記載の心がけ:図で全体像、表で詳細、文章で補足

    c.読み手を意識した文書の構成と内容:知りたいことは何か

    【演習】読み手を意識して書くべき内容を決める

  (4).開発文書作成における生成AIの活用と影響

    a.文書作成における生成AIの活用可能性と限界

    b.AIが作成した文書と人間が行うべき「決定」の本質

 

3.テクニカルライティングの基礎:論理的に説明し、わかりやすく書く技術

  (1).文書のわかりやすさと論理展開

    a.主張や説明の根拠を明確にする

    b.技術的判断のプロセスを可視化する

    【演習】理由を明示して結論を述べる

  (2).文書に書く内容を整理する

    a.MECEで情報を「漏れなく、ダブりなく」整理する

    b.So What?(だから何?)/ Why So?(なぜ?)で論理を組み立てる

    c.メッセージ → 理由 → 根拠の階層構造

    【演習】システム構成要素をMECEで整理する

  (3).構造化した情報を文書構成に変換する

    a.頭括型構成:結論を先に示して説得力を高める

    b. 1段落=1トピックの原則で読みやすさを実現する

    【演習】技術説明を頭括構成で書いてみる

  (4). テクニカルライティングに必要な3つの原則

    a.明確性(Clarity):曖昧さを排除し、誰が読んでも同じ理解

    b.簡潔性(Conciseness):冗長表現を避け、必要十分な記述

    c.一貫性(Consistency):用語・形式・粒度の統一

  (5).曖昧表現を排除し、正確に書く技術

    a.主語を明示する:「処理を行う」→「サーバーが処理を実行する」

    b.能動態と受動態の使い分け:動作主体を明確にする

    c.一文を短くシンプルに:目安は60文字以内、一文一義

    【演習】読みにくい文を簡潔で明瞭な記述に改善する

  (6).技術文書特有の技法

    a.図表を効果的に使い、文章と連携させる

    b.階層的番号付け(1.2.3方式)で情報の位置を明確化

    c.箇条書きの効果的な活用:並列関係と階層関係の表現

    d.相互参照の技術:「詳細は○○を参照」の適切な使い

 

4.実務で活用できる文書作成の要点

  (1).ソフトウェア開発文書の種別ごとの実践的な作成方法

    a.前提条件とスコープの明示:何を書き、何を書かないか

    b.ソフトウェア要件定義書の構成と記載内容

    c. 基本設計書の構成と記載内容:目次例と記述例

    d.詳細設計書・インタフェース仕様書の作成ポイント

  (2).文書品質向上のために:セルフチェックとレビューへの応用

    a.システム開発文書に求める品質特性

    b.レビュー観点と効果的なレビューの進め方

    c.レビュー結果のフィードバックと改善サイクル

    d.変更管理の手順と方法のポイント

 

5.ドキュメンテーション実践演習:問題のある設計書の改善

  (1).設計書サンプルの分析(グループワーク)

    a.どこが問題か?なぜ読みにくいのか?を議論する

    b.構成、論理、表現の観点で問題点を洗い出す

  (2).文書の改善実践:「文書のリファクタリング」

    a.章立てを見直し、適切な構成に組み直す

    b.曖昧な表現を具体化し、箇条書きや図表を活用する

  (3).成果発表と全体共有、フィードバック

    a.各グループから改善後の文書を発表、全体で共有

    b.他のグループからの質問、フィードバック

    c.講師からの講評と解答例の紹介

 

6.まとめと振り返り・講師からの全体フィードバック

  (1).重要ポイントの総復習:文書化を定着させて品質向上するために

  (2).講座の振り返り:学びと気づきの確認

  (3).質疑応答

キーワード ソフトウェア開発 ドキュメンテーション 文書化 仕様書 設計書 要件定義書 基本設計書 詳細設計書 テクニカルライティング 品質向上 記述不備 開発プロセス プロセス品質 レビュー プロセス管理 アーキテクチャ設計 生成AI ソフトウェア品質 手戻り削減 文書構成 ロジカル
タグ 文章の書き方ソフト品質仕様書・要件定義
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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