ISO56001/ISO56002に基づく「イノベーション・マネジメントシステム(IMS)」の構築と実践のポイント  <オンラインセミナー>

~ 自社独自のイノベーション(価値創造)を興すプロセス、イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の8つの原理原則 ~

・世界標準のイノベーション・マネジメントシステムを先取りし、既存事業の変革と新規事業の創造を実現するための講座
・イノベーション・マネジメントシステム(IMS)を活用してイノベーションの成功確率を高め、効率的で効果的な研究開発に活かそう!

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講師の言葉

 今、世界ではイノベーション・マネジメントシステム(IMS)構築への試みが広がっています。イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の目的は「イノベーションの成功確率を高める」ことです。ではイノベーションとは「既存事業の変革」と「新規事業創造」です。つまり本業でも新規事業でもイノベーションを興し続ける事が企業の持続的成長に必要不可欠であるという「両利きの経営」を実現する為にもイノベーション・マネジメントシステム(IMS)構築が最重要課題です。
 新事業による新たな価値を創造するためには非連続なイノベー ション(価値創造)が求められています。インベンション(発明)とイノベーションは違う事、イノベーション=技術革新という誤解を捨て去ることが必須である事、これらを理解した上で産業史上初めて国際標準化されたイノベーション・マネジメントシステム(IMS)に則したイノベーション活動の必要性とその進め方、イノベーション・マネジメントシステム(IMS)に則した紹介します。
 イノベーショ ン・マネジメント システム(IMS)を活用してイノベーションの成功確率を高めて、現状から新たな価値提供に変化・シフトして大きな成果を出し始めている企業が続々と出てきています。徹底して成功・失敗の事例(Fact)に基づいて洞察(insight)します。仕組み軸の具体的な創り方と最新の実践軸の手法。これらを同時並行で推進する重要性について提示します。事業機会に関する意図をもとに「機会の特定」を進める際にヒントとなる、2023年に最も投資を集めたスタートアップの分野17を提示して、参加企業の各業界の未来を考える為の事実(Fact)を提示します。特に危機感に関する現状と認識のギャップを示して日本企業のあるべき形を議論します。また今までの手法の課題を浮き彫りにしての最新の成果が出る手法を解説します。IMSの成熟度・実現度、イノベーションの成果・手応えとの関係を解説します。また、知識創造プロセスであるイノベーションプロセスの将来の方向性を示します。

講 師 

  (一社) Japan Innovation Network  常務理事 IMSエバンジェリスト

(兼)大阪大学大学院 工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻 客員教授

(元)大阪ガス 初代 オープンイノベーション室長                松本 毅 氏

専門: イノベーション・マネジメントシステム、技術経営(MOT)、オープン・イノベーション

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年12月02日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・経営企画、イノベーション部門、研究開発部門、新規事業部門、知財部門、既存事業における新事業担当者、部長、課長、役員の方
予備知識 ・特に必要ありません。ゼロから学べます。
・自社の組織、イノベーション活動状況を把握した上で受講に臨んで下さい
修得知識 ・ISO56000シリーズの必要性を把握出来る
・ISO56000シリーズの概要を理解出来る
・ISO56000シリーズの自社への導入・構築に向けたスタートが切れる
プログラム

1.イノベーションと世界の動向
  (1).はじめに
    a.新事業創造(大阪ガスの事例)
    b.新しい機能する組織創りの事例
  (2).イノベーションの定義
    a.イノベーションの父、ヨーゼフ・アロイス・ シュンペーターの定義
    b.早稲田大学商学院 清水洋教授(シュンペーター賞受賞)のイノベーションの考え方
    c.マイケル・ポーター氏の提唱する共通価値の創造【Creating Shared Value(CSV)】
    d.JINの考え方
    e.ISO56000の定義
  (3).両利きの経営について
    a.2階建て経営の必要性
    b.共通のものさし、共通言語の必要性

2.国際規格ISO56000とイノベーション・マネジメントシステムと構築のポイント
  (1).イノベーションを巡る世界動向とイノベーション経済の時代
    a.成長はイノベーションからもたされる
    b.洞察獲得の競争(洞察がなければ、イノベーションは興らない)
    c.自社独自のイノベーション(価値創造)を興すプロセスを造る
    d.事実(fact)を集め洞察(insight)し、課題:ソリューション→仮設:
    検証の試行錯誤を繰り返して新たなコンセプトを創造するプロセス
    e.イノベーション・マネジメントシステムという共通言語
  (2).イノベーション・マネジメントの定義
    a.イノベーションの成功確率を高める為に必要なことは
    b.欧米と日本における、イノベーション・マネジメントの認識の違い
  (3).危機感についての検証
    a.日本の現状(IMDの調査結果)と認識のギャップ
    b.危機に対する対応の違い
  (4).国際規格ISO56000シリーズの概要
    a.ISO化の経緯
    b.イノベーション・マネジメントシステムの国際規格ISO 56000シリーズ規格
    c.ISO 56002 の全体像
  (5).日本の国際競争力の現状
  (6).ISO56000 をベースとしたイノベーション経営の重要性
    a.なぜイノベーション・マネジメントシステム(IMS)が必要なのか
  (7).ISO56001 認証取得がもたらすメリットとインパクト
  (8).ISO56002 と ISO56001 の違い
  (9).イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の8つの原理原則
    a.価値の実現
    b.未来志向のリーダー
    c.戦略的な方向性
    d.組織文化
    e.洞察の追求
    f.不確実性のマネジメント
    g.柔軟性
    h.システムアプローチ
  (10).ISO 56001 の序文のまとめ
  (11).イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の導入プロセス
  (12).PDCA に基づいた ISO 56001 の構成
    a.不確実性およびリスクのマネジメント
  (13).自社独自のイノベーションプロセスを構築することの重要性
    a.マネジメントの3つのレベル
  (14).ISO56001(IMS)と他マネジメントシステム規格(品質管理システム規格)の関係
  (15).イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の要求事項
    a.適用範囲
  (16).ISO 56001 の内容 (4章〜 10章)とポイント
    a.4章「組織の状況」
    b.5章「リーダーシップ」
    c.6章「計画」
    d.7章「支援体制」
    e.8章「活動」
    f.9章「評価(パフォーマンス評価)」
    g.10章「改善」
  (17).ISO56002ガイダンス規格/ISO56001認証規格
    a.世界の最新動向
    b.先駆的取組事例
  (18).どうすればイノベーション・マネジメントシステム(IMS)を構築できるか?

キーワード イノベーション 国際規格ISO56000シリーズ 価値の実現 未来志向のリーダー 戦略的な方向性  組織文化 洞察の追求 不確実性のマネジメント 柔軟性 システムアプローチ 
タグ イノベーション技術経営研究開発商品開発新事業
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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