AUTOSARによる車載ソフトウェア開発の基礎と実装のポイント ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ AUTOSAR Classic Platform(CP)、Adaptive Platform(AP)の概要、基本モジュールとその使い方、AUTOSAR AP、CP連携を行う通信機能 ~
・SVDなど次々と新しい要求へ対応するためのAUTOSARによる開発方法をアーキテクチャから修得し、効率的な車載ソフト開発に活かすための講座
・AUTOSARアーキテクチャから、AUTOSARドキュメントの読み方、AUTOSARソフトウェア開発の方法、ソフトウェアコンポーネントの開発事例などを実践的に修得し、高性能な車載システムに応用しよう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
車載制御向けソフトウェア開発において、AUTOSAR仕様に準拠した開発が国内外で行われています。AUTOSARではレイヤーアードアーキテクチャに基づいたモデルベース開発が行われ、ソフトウェアのコンポーネント化と再利用による流通の促進を狙いとしていますが、その反面、AUTOSAR仕様準拠によるオーバヘッドの増加、仕様の膨大さや複雑さなどの問題も言われています。そのような中、自動運転支援向けのソフトウェアプラットフォームであるAUTOSAR Adaptive Platform(AP)の登場、SDVと呼ばれるソフトウェアを中核に据えたクルマの開発など、車載ソフトウェア開発において次々と新しい要求への対応に迫られています。
本講座では、AUTOSARアーキテクチャの解説から、AUTOSAR Classic Platform(CP)の基本機能を中心にAUTOSARドキュメントの読み方、AUTOSARソフトウェア開発の方法論(メソドロジ)、ソフトウェアコンポーネントの開発事例などについて解説します。また、CPのオープンソース実装とシミュレータ環境を用いて、実際にCPの機能を用いたサンプルコードをビルド・実行を紹介することでAUTOSARを用いたソフトウェア開発のイメージを掴んでもらいます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年06月11日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・車載アプリケーションソフトウェアの開発に従事している、もしくは従事する予定の方
・AUTOSARによるソフトウェア開発に興味のある方
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予備知識 |
・特に予備知識の有無は問いませんが、C/C++言語の知識があると理解しやすいです |
修得知識 |
・AUTOSAR Classic Platformの概要を理解する
・AUTOSAR Rte、OS、Comの概要と動作原理を理解する
・AUTOSAR Adaptive Platformの概要を理解する |
プログラム |
1.AUTOSARとは
(1).車載システム向けソフトウェア開発を取り巻く状況
a.車載組込みステムの現状と課題
b.開発効率化について
(2).AUTOSAR概要
a.目的、組織、メンバー
b.仕様の構成、用語
c.AUTOSARの活動
(3).AUTOSAR Classic Platform(CP)、Adaptive Platform(AP)の概要
a.CPアーキテクチャの概要
b.APアーキテクチャの概要
c.CP、APの比較
(4).AUTOSARメソドロジーとMBD、MBSE
a.AUTOSARメソドロジによる役割と情報伝達
b.モデルベース開発とモデル駆動開発
2.AUTOSAR CPの基本モジュールとその使い方
(1).AUTOSAR Osの機能と実装例
a.OSEK/VDKとAUTOSAR Osの違い
b.タスク、割り込み処理、アラーム、イベント、リソース機能と実装例
(2).AUTOSAR Comの機能と実装例
a.COMSTACKの構成
b.送受信処理および設定例の紹介
(3).AUTOSAR Rteの機能
a.SW-C、ランナブル、Sender/Receiver、Client/Server連携通信の説明
b.Rteを用いた最小アプリの解説
※AUTOSAR準拠でソースコードが公開されている、TOPPERS/ATK2、A-COMSRTACK、
A-RTEGENを用いてAUTOSAR基本モジュールの使い方について解説します
3.AUTOSAR開発におけるポイント
(1).シミュレーションによるAUTOSAR CPアプリ開発の事例
a.複数ECUを使ったAUTOSAR CPアプリの構成
b.仮想シミュレーション環境(箱庭)を使ったモデルカーの開発ユースケース
(2).AUTOSAR AP、CP連携を行う通信機能
a.CANを用いる構成例
b.SOME/IPを用いる構成例
(3).AUTOSAR仕様書の読み方
a.AUTOSAR仕様書の読み方
b.TOPPERSプロジェクトでのAUTOSAR関連情報の紹介
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キーワード |
AUTOSAR MBD MBSE モデルベース開発 モデル駆動開発 OSEK/VDK AUTOSAR Os Rte 仮想シミュレーション環境 CAN SOME/IP TOPPERS
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タグ |
自動運転・運転支援技術・ADAS、ソフト管理、ソフト外注管理、シミュレーション・解析、ソフト品質、ソフト教育、ソフト知的財産、組み込みソフト、自動車・輸送機、車載機器・部品 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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