光導波路の基礎と光集積回路への応用および最新技術 <オンラインセミナー>

~ 光導波路の作製方法、波長分割多重伝送用光回路、デジタルコヒーレント伝送用光回路、光・電子融合集積技術 ~

・初学者の方にも分かりやすい光回路を構成する光導波路の基礎から光回路の機能や今後の技術開発動向までを修得し、高速通信システムに応用するための講座

・波長多重伝送、多値位相変調などの光ファイバ通信システムで使用される光回路の特徴と設計のポイントを修得し、高速化と低消費電力化を実現する光インターコネクションへ応用しよう!

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講師の言葉

 レーザのON-OFFで1と0を表現する簡単な光ファイバ通信が登場して50年が経過し、現在では電波用いた無線通信と同様に周波数(波長)多重や多値位相変調などを駆使して、光ファイバ1本で100 Tbit/sの大量の情報が伝送可能になりました。光回路はその通信システムのキーデバイスですが、一部の専門家にしか知られておりません。しかしながら、情報化社会の進展に伴って通信ネットワークのさらなる普及や特性向上が求められており、光回路の技術者、光回路を利用する光伝送の技術者、光回路を理解してネットワークを設計・運用する技術者の育成が必要となっています。
 本セミナーでは、これらの技術者を目指す方々や、光通信の技術動向に興味のある方のため、光回路を構成する光導波路の基礎、光ファイバ通信システムの概要、同商用システムで利用されている光回路の機能、今後の技術開発動向を分かりやすく解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年05月28日(水) 10:30 ~ 16:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・光回路あるいは光通信研究の初学者の方
・光通信あるいはその関連分野に参入を検討中の技術者の方
・光通信に関する技術動向や市場動向等に関心のある方
予備知識 ・高校物理レベルの光学
・大学教養課程レベルの電磁波伝搬
・大学教養課程レベルの数学
修得知識 ・光回路を理解するために必須の技術用語の意味や、光回路の研究・技術開発に携わる前に知っておくべき基本事項
・波長多重伝送、多値位相変調などの光ファイバ通信システムで使用される光回路に関して、伝送システムの設計・開発・運用業務において光回路開発者と議論ができるレベルの基礎知識
・技術動向調査業務において、最新の学会発表やプレスリリースの概要が理解できるレベルの基礎知識
プログラム

1.光導波路の基礎
  (1).導波路における光の閉じ込め原理
  (2).波動方程式の解法
  (3).伝搬モード
  (4).光導波路の作製方法
  (5).各種光導波路の特徴

2.光回路の基本
  (1).光回路の基本要素
  (2).伝達関数による回路特性の数学的表現
  (3).マッハ・ツェンダー干渉計
  (4).光学長とその調整方法
  (5).光回路における偏光依存性と温度依存性

3.波長分割多重伝送用光回路
  (1).波長分割多重方式
  (2).AWG波長合分波器
  (3).ROADMシステム
  (4).光スイッチ

4.デジタルコヒーレント伝送用光回路
  (1).多値符号変調(QPSK、QAM)とコンスタレーション
  (2).IQ変調器
  (3).デジタルコヒーレント検波
  (4).復調回路
  (5).偏波多重伝送
  (6).偏光分離/合波器

5.集積化技術への応用と将来展望
  (1).光ファイバ結合
  (2).制御IC搭載技術
  (3).光半導体素子集積技術
  (4).光・電子融合集積技術
  (5).光集積回路の将来展望

6.まとめ

キーワード 光導波路 伝搬モード 光回路 マッハ・ツェンダー干渉計 波長分割多重伝送用光回路 ROADMシステム 光スイッチ デジタルコヒーレント伝送用光回路 多値符号変調 QPSK QAM コンスタレーション IQ変調器 デジタルコヒーレント検波 復調回路 偏波多重伝送 偏光分離/合波器 光ファイバ結合 光半導体素子集積技術 光・電子融合集積技術
タグ 光通信回路設計実装LSI・半導体
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日