電気自動車(EV)向けEMCの基礎とEMC対策における実践ノウハウ <オンラインセミナー>
~ EMCの基礎と各種測定器について、EMC規格の重要性と自動車EMC規格、自動車EMC対策の実践ポイント、電気自動車におけるEMCの課題と対策 ~
・世界中でEVの導入が進む中で重要視されている自動車EMC対策について基礎から実践のポイントまで修得し、自動車や車載機器の設計・開発に活かすための講座
・自動車EMCの測定手法や規格から、EV車両や充電器のEMC性能評価手法と注意点までを修得し、規格に準拠した適切な製品を開発しよう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
地球温暖化を食い止めるために、欧米や中国を中心として世界中でガソリン車からEVへのシフトが本格化しています。EVでは数十kW級のモータ・インバータなど、従来では車載されていなかった大電力のパワーエレクトロニクスが使われており、その設計・開発におけるEMCに対する要求が強くなっています。またEVのバッテリーを充電するための充電器のEMC性能に対しても厳しく要求されています。
本セミナーではEMCの基礎から、規格や対策までの必須知識を丁寧に解説します。測定に関しては、十分な結果を得るためにどのような測定器を選ぶかが重要であり、それぞれの測定器の特徴や違い、使い分けについてわかりやすく解説します。また、相互干渉や混信の問題を避けて適切に電波を管理するために、規格を正しく理解する必要があります。
本セミナーでは、規格の概要や種類についても丁寧に解説します。さらに、EV車両や充電器のEMC性能評価の難しさや注意点、課題および対策についても解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年03月21日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・車載システムやEVの開発担当者の方
・EMC評価や対策の担当者の方
・EMCに興味を持つ技術者や電磁ノイズで苦労した経験を持つ技術者の方
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予備知識 |
・基礎から説明しますので予備知識は特に必要ありません |
修得知識 |
・電磁ノイズやEMCに関する基礎知識が得られる
・EMC規格の重要性と各種自動車EMC規格について包括的に理解できる
・自動車EMCの評価方法と実践する際の注意点を理解できる
・EVにおける最新のEMC課題とその対策や最新の取り組みを学ぶことができる
※書籍:※「きちんと知りたい!自動車EMC対策の必須知識」を配布いたします
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プログラム |
1.EMCの基礎知識
(1).電磁両立性(EMC)とは
(2).EMCの構成要素と分類
a.電磁干渉(EMI)、電磁感受性(EMS)
b.伝導ノイズ、放射ノイズ
c.ノーマルモード、コモンモード
(3).EMCで使われている測定器と使い分けのポイント
・スペクトラムアナライザ、EMIレシーバー、ネットワークアナライザ、タイムドメインリフレクトメーター(TDR)、アンテナ、バラン、終端抵抗網
2.自動車EMC規格の概要
(1).EMC規格の必要性
(2).EMI規格とEMS規格の関係
(3).各種自動車EMC規格の概要
a.国際連合欧州経済委員会規格ECE R10規制
b.SAE規格
c.IEC規格
d.FCC規格
e.電気用品安全法
f.CISPR 25規格
3.自動車EMC対策の実践における注意点
(1).車載電子機器の一般的な開発手順
(2).自動車EMC対策の基本的な手順と注意点
a.電磁ノイズの発生源や伝搬経路を特定する方法
b.真のノイズ発生源特定の難しさ
c.配線や接地のレイアウトによるEMC対策
d.自動車特有の接地に関する注意点
4.電気自動車(EV)における最新のEMC課題とその対策のポイント
(1).EVの性能とEMC強度のトレードオフ
(2).高電圧安全とEMC性能の両立
(3).電動システムのEMC評価に関する注意点
5.まとめ
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キーワード |
電気自動車 電磁ノイズ対策 EMC設計 車載機器 大電力モータ 大電力インバータ 自動車設計 自動車開発 |
タグ |
アンテナ、ノイズ対策・EMC・静電気、プリント基板、モータ、リチウムイオン電池、ワイヤレス給電、自動車・輸送機、車載機器・部品、設計・製図・CAD、電源・インバータ・コンバータ、電子機器、電磁波、ECU、LSI・半導体 |
受講料 |
一般 (1名):52,800円(税込)
同時複数申込の場合(1名):47,300円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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