メタサーフェス・メタレンズ技術の基礎と作製法および産業応用と最新技術 <オンラインセミナー>
~ メタサーフェスによる光制御と設計・作成法、メタレンズとイメージングデバイスの統合、可変メタサーフェスと応用 ~
・小型軽量で様々な光学的機能を実現できるメタサーフェス・メタレンズの最新技術を先取りし、高性能な光学システムの開発に応用するための講座
・高い透過率・回折効率を持ち、多様な波面制御を実現でき、極薄の光学素子の形成が可能なメタサーフェスと偏光を分離しながら焦点距離の調整が可能なメタレンズの最新技術を修得し、高機能な応用製品の開発に活かそう!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
自然界にない光学特性を示す人工物質であるメタマテリアルは、製作の困難さから光の波長における製作例は少ない、一方リソグラフィ技術の進展によって、平面的な金属構造や誘電体構造を容易に製作することが可能となった。金属や誘電体ナノ構造の配列によって、極薄の光学素子を形成する研究が近年進展している。この分野はメタサーフェスと呼ばれ、メタマテリアルの中でも特に実用化に近い分野として期待されている。特に重要な応用として、波長以下の厚さでレンズを実現するメタレンズによる高速大容量光通信への応用に期待が大きい。また偏向素子・ホログラムによるイメージング機器などの応用も期待される。
本セミナーでは、メタサーフェス・メタレンズの原理・特徴、作製方法と産業応用について述べる。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年01月15日(水) 13:00 ~ 17:00
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・下記のような応用製品に携わる方
・光通信やIoT機器へ搭載される超小型レンズ
・テラヘルツ波など既存のレンズが利用できない波長域でのイメージング
・ホログラフィ、光ルーター、太陽電池、CO2濃度計測、熱光起電力発電、高速変調素子、光電変換など
・プラズモニクスの研究者、メタマテリアルの研究開発者の方
・MEMS技術の従事者の方
・新規ナノ材料の研究開発者、新規光学現象の研究者の方
・次代の技術シーズ調査担当者、新規研究テーマ探索担当者の方 |
予備知識 |
・光学、電磁気学の初歩知識 |
修得知識 |
・メタサーフェス、メタレンズの原理・特徴、作製方法および応用と最新技術 |
プログラム |
1.メタマテリアルの基礎
(1).メタマテリアルとは
a.物質の電磁場応答
b.負の屈折率と左手系物質
c.誘電率と透磁率:4象限の分類
(2).メタマテリアルの応用と作成方法
a.スーパーレンズ
b.光クローキング
c.マイクロ波メタマテリアルの作成方法
d.可視メタマテリアルの作成方法
e.メタマテリアルからメタサーフェスへ
2.メタサーフェスの基礎
(1).メタサーフェスによる光制御
a.メタサーフェスでなにができるか
b.メタサーフェスの分類
c.透過スペクトル制御
d.偏光制御
e.位相制御
f.位相遅延原理によるメタ原子の分類
g.起動角運動量制御
h.位相遅延原理によるメタ原子の分類
(2).メタサーフェスの設計・作製法
a.電磁場シミュレーション(FDTD、RCWA、FEM)
b.リソグラフィとリフトオフ
c.トップダウン加工法
d.ボトムアップ加工法
3.メタサーフェスの応用技術
(1).光学素子
a.光子
b.位相子・波長板
c.検出
d.熱制御
(2).光アイソレータ
(3).ホログラフィと立体ディスプレイ応用
(4).光ルータ―
4.メタレンズの原理・特徴と応用
(1).メタレンズの原理・特徴と現状
・高効率・高NA・色消し・大面積・魚眼
(2).金属メタレンズと誘電体メタレンズ
(4).メタレンズの色消し
(5).メタレンズとイメージングデバイスの統合
(6).メタレンズの各種応用
a.偏光顔認証
b.超高NA等
(7).メタレンズの限界
5.可変メタサーフェスと応用
(1).透過強度変調:可変焦点メタレンズ
(2).カラーフィルタ:光変調素子
(3).位相変調器:位相変調素子
6.まとめ
・メタサーフェス実用化へのキー
|
キーワード |
メタマテリアル メタサーフェス 光学素子 偏光子 ホログラフィ 光ルータ― リソグラフィ メタレンズ イメージングデバイス 偏光顔認証 超高NA 可変メタサーフェス カラーフィルタ 位相変調器
|
タグ |
シミュレーション・解析、ディスプレイ、光学、電子部品、LSI・半導体 |
受講料 |
一般 (1名):44,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):38,500円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。