匂い・香りセンシング技術の基礎と匂いの数値化技術の最新動向および製品開発への応用 <オンラインセミナー>
~ 匂いとは、匂いセンサーの原理、長所と短所、超高感度匂いセンサー、嗅覚システム、ヒト嗅覚受容体センサーの開発、ヒト嗅覚受容体の反応様式、匂いマトリックスにより実現可能になったビジネス例、嗅覚受容体をセンシング分子とする匂いセンサーの開発、匂い研究の紹介事例 ~
・これまで不可能であったヒト嗅覚が感じる全ての匂いの数値化技術を先取りし、ヒト嗅覚・匂いセンサーの開発に活かすための講座!
・匂い・香りセンシング技術の基礎から学び、ヒト嗅覚を支える嗅覚受容体をセンシング分子とする匂いセンサーの開発の最新技術動向を修得し、新しい製品開発に活かそう!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
匂い・香りに関係する産業は極めて多い。食品関係、香粧品関係、生活雑貨関係はもちろん、自動車関係、建設関係、医療関係、公共サービス関係などにも拡大中である。最近では、個々人の価値観が尊重される傾向が強くなっているので、ヒト5感への快・不快に関するアプローチは慎重に行う必要がある。特に、嗅覚は、視覚、聴覚、触覚と異なり物理的に定量できないので、未だに、上記産業においてヒト嗅覚に依存した官能試験を行っている。
しかし、官能試験は各試験士間の個人差が大きく、手間も時間もかかり、匂い・香りの普遍的な評価方法ではない。一方、これまでに多くの匂いセンサーが開発されてきたが、特定の匂い分子しか測定できないか、匂わない気体分子の影響を大きく受けるなどのため、ヒト嗅覚が感じる全ての匂いをデジタルデータとして客観的に数値化することは不可能であった。このような状況を解決するために、ヒト嗅覚を支える嗅覚受容体をセンシング分子とする匂いセンサーの開発が進んでいる。
本講座では、ヒト嗅覚受容体センサーの現状と課題、同センサーによる新産業創出について概説する。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年02月14日(金) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、化学・環境・異物対策、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・匂い・香りに関係する産業で働く技術者
・匂い・香りセンシングに関係する研究者
|
予備知識 |
・高校レベルの生物学の知識(細胞関係)があることが望ましい |
修得知識 |
・匂い・香りセンサーに関する一連の知識と開発動向 |
プログラム |
1.匂いとは?
(1).我々はどこまでを対象とすべきか?
(2).商業的価値のある匂いとは?
2.匂いセンサーの歴史(特にe-NOSE)
(1).原理
(2).長所と短所
3.現在開発中の従来型匂いセンサー
(1).原理
(2).超高感度匂いセンサー
(3).活用例
(4).長所と短所
4.嗅覚システム
(1).進化過程
(2).嗅神経と嗅覚受容体
(3).匂いの認識機構
(4).ヒト嗅覚の場合
5.ヒト嗅覚受容体をセンシング分子とする必然性
(1).ヒト嗅覚受容体センサーの開発
(2).仕組み
(3).測定例
6.あらゆる匂いをデジタル表現可能な匂いマトリックス
(1).匂いマトリックスとは?
(2).初めて見えてきたヒト嗅覚受容体の反応様式
7.匂いマトリックスにより実現可能になったビジネス例
(1).匂いの品質管理
(2).ピンポイント消臭剤
(3).味覚を制御する匂い(デジタルフレーバー)
(4).生理機能を制御可能な匂い(デジタルフレグランス)
(5).診断への応用
(6).匂いの知財化
(7).TV番組での紹介事例(WBS、大阪ほんわかテレビ、がっちりマンデー等)
8.現在進めている匂い情報DX(匂い再構成)
(1).原理
(2).技術紹介ビデオ
9.ヒト嗅覚受容体を使用する類似測定技術の紹介
(1).嗅覚受容体をセンシング分子とする匂いセンサーの開発
(2).国内企業の動向
(3).海外研究者の動向(無細胞系、酵母系、FET型、Graphen型など)
(4).課題(感度、ハイスループット性、本当に全てのヒト嗅覚受容体が必要か?)
10.大阪大学内の匂い研究の紹介と事例
(1).株式会社香味醗酵
(2).共同研究開発スキーム
11.質疑応答
|
|
キーワード |
嗅覚受容体センサー 匂い 香り 嗅覚 e-NOSE 嗅覚システム 嗅神経 嗅覚受容体 匂いマトリックス 味覚 生理機能 匂いセンサー |
タグ |
分析、商品開発、センサ、感性・脳科学・認知工学、生理・官能検査、生体工学、人間工学 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは現在募集を締め切っております。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。