リチウムイオン電池の開発における安全性・寿命解析技術とそのポイント <オンラインセミナー>

~ リチウムイオン電池の基礎、次世代電池の開発方向性、リチウムイオン電池の安全性、リチウムイオン電池の劣化メカニズム、SOH診断技術、制御による高寿命化、欧州規制と電池パスポート、超長寿命電池の開発 ~

・リチウムイオン電池の安全性技術と寿命解析技術を全固体電解質電池の開発および設計に活かすための講座

・電池の高密度化、急速充電・超長寿命化、安全性向上から劣化メカニズム、寿命・SOH推定、経年安全性までの技術を修得し、次世代電池開発の技術に活かそう!

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講師の言葉

 地球環境問題、資源問題がクローズアップされる今、エコカーの普及促進、再生可能エネルギーへの転換などの政策が、リチウムイオン電池市場の成長を牽引しています。この巨大成長市場獲得を目指し多くのメーカー様が参入・開発を進められていますが、どこに開発の焦点を当てるのが適策かという質問が多く寄せられます。
 リチウムイオン電池の開発方向性には大きく分けて2つあります。(1)材料起因エネルギー密度向上と関連部材開発(第一軸)、(2)急速充電・寿命、安全性向上(第二軸)であり、第二軸開発はEV、電力貯蔵システム普及のキーとなります。次世代電池開発では、上記方向性に加え、「環境、資源」の切り口からも、その本質的部分と実用化課題を理解し、解決方向性を探る必要があります。また、バーチャルパワープラント、リサイクルなど新たな市場拡大には電池を長期にわたり安全に運用することもポイントであり、劣化メカニズム、寿命・SOH推定、経年安全性につき解説します。また、2030年持続可能な社会実現に向けた蓄電関連技術の新たな開発方向性として電池の超長寿命化を取り上げ、KRIでの取り組みを紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年02月12日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・リチウムイオン電池 (材料、電極、電池) の技術者、開発者
・リチウムイオン電池の活用を検討している方
・蓄電システムの制御法 (安全、寿命) 、運用法の技術者、開発者
・リサイクル電池の活用を検討している方

予備知識 ・電池、キャパシタの基礎知識

修得知識 ・リチウムイオン電池材料の開発指針
・全固体電解質電池への期待と課題
・ポストリチウムイオン電池概観と市場性
・リチウムイオン電池の安全性に関する考え方
・寿命推定、SOH診断、リユースに関する考え方
・今後社会が要求するリチウムイオン電池の考え方
プログラム

1.リチウムイオン電池概観

  (1).何故、リチウムイオン電池なのか?

  (2).リチウムイオン電池の高エネルギー密度競争の弊害(寿命、安全)

  (3).次世代リチウムイオン電池開発ロードマップ

 

2.次世代電池の開発方向性

  (1).1000Wh/lの実現に向けた開発(リチウムイオン電池)

    a.正極材料(ハイニッケル、Li過剰など)の開発指針

    b.負極材料(Si系、Li金属など)の開発指針

  (2).ポストリチウムイオン電池の可能性

  (3).Liプリドープ技術

  (4).全固体電解質電池

    a.全固体電解質電池の魅力・期待

    b.全固体電池開発における試作・評価技術

    c.全固体電解質電池開発ポイントと実用化課題

 

3.リチウムイオン電池の安全性

  (1).リチウムイオン電池の安全性について

  (2).エネルギー密度と安全性

  (3).最近の安全性懸念点

  (4).安全性関連技術開発トピックス

 

4.リチウムイオン電池の寿命関連技術

  (1).リチウムイオン電池の劣化について

  (2).リチウムイオン電池の2つの劣化メカニズム

  (3).リチウムイオン電池の寿命推定技術と課題

  (4).反応偏在の寿命・安全性影響(経年安全性)

  (5).リチウムイオン電池のSOH診断技術と課題

  (6).リチウムイオン電池の制御による高寿命化

 

5.2030年社会に向けた電池開発、新たな方向性はあるか?

  (1).CASE、MaaSの具現化

  (2).欧州規制と電池パスポート

  (3).2030年社会が要求するリチウムイオン電池とは

  (4).超長寿命電池の開発(5倍の寿命を実現するには)

キーワード リチウムイオン電池 キャパシタ 寿命推定 SOH診断 SOH診断技術 リユース キャパシタ 急速充電 全固体電解質 エネルギー密度 劣化メカニズム 経年安全性 SOH推定 超長寿命化 安全性向 
タグ エネルギー安全寿命予測信頼性試験・故障解析品質管理未然防止リチウムイオン電池車載機器・部品電源・インバータ・コンバータ電子部品電装品電池非接触充電
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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