スイッチング電源設計の基礎とディジタル制御の実践ポイント <オンラインセミナー>
~ 電力変換回路の基礎と具体的な設計法、パワエレにおける制御系、状態平均化法と伝達関数、スイッチング電源制御系設計への応用と動作時およびディジタル制御のポイント ~
・コンバータ設計や伝達関数などの基礎からスイッチング電源制御系設計への応用とポイントまでを修得し、電源設計実務に活かすための講座
・電子機器のディジタル化、小型化、高密度化が進み重要性の増すスイッチング電源のディジタル制御の実践ポイントを修得し、製品の設計開発に応用するためのセミナー!
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講師の言葉
近年、地球環境を取り巻く問題の解決手段の一つとしてパワーエレクトロニクス技術の重要性が高まっております。パワーエレクトロニクスは電力工学・半導体工学・制御工学の3つの分野の複合分野として誕生した技術であり、産業応用分野においても非常に重要です。
本セミナーでは、スイッチング電源設計の基礎の部分から、具体的な設計法、さらにはディジタル制御についても網羅的に習得することを目指します。また、制御系設計だけでなく、実際にスイッチング電源を動かす際の問題点からディジタル制御特有の問題点などの紹介ならびにその対策についても解説していきます。
本セミナーへの参加を通して、パワーエレクトロニクス技術に更に興味を持っていただければ幸いです。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年12月12日(木) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・パワーエレクトロニクスの基礎を勉強したい方
・パワエレ回路と制御の連携を勉強したい方
・電源回路の研究開発・設計部門の初学者や若手研究者の方
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予備知識 |
・電気・電子回路の基本的な知識及び制御工学(古典制御)の知識があると理解が深まります |
修得知識 |
・スイッチング電源(特にDC-DCコンバータ)の基本的な回路設計法を習得できる
・スイッチング電源の制御系設計法や動作時、ディジタル制御時のポイントを修得できる
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プログラム |
1.電力変換回路(コンバータ、インバータ)の基礎
(1).DC-DCコンバータ
(2).AC-DCコンバータ(整流回路)
(3).DC-ACインバータ
(4).AC-ACコンバータ
2.電力変換回路の具体的な設計法:DC-DCコンバータの設計
(1).電源の主な指標
(2).インダクタの設計法
(3).キャパシタの選定方法
(4).ヒートシンクの選定
3.パワーエレクトロニクスにおける制御系の基本的な考え方
(1).伝達関数と状態方程式
(2).制御系の安定性
(3).ボード線図
(4).ループ整形法
4.状態平均化法の基礎と各種伝達関数
(1).状態平均化法
(2).スイッチング電源の伝達関数の導出
(3).各種伝達関数
a.デューティ比の微小変動に対する伝達関数
b.出力電流の微小変動に対する伝達関数
c.入力電圧の微小変動に対する伝達関数
d.各種ゲイン(センサゲイン、PWM変調ゲイン)
5.スイッチング電源制御系設計への応用と動作時のポイント
(1).電圧モード制御
a.電圧モード制御の基礎
b.補償器の選定:3pole-2zero補償器
c.電圧モード制御系設計法
(2).電流モード制御
a.電流モード制御の基礎
b.補償器の選定:2pole-1zero補償器
c.電流モード制御系設計法
(3).ソフトスタート
6.ディジタル電源への応用およびディジタル制御特有の課題とその対応策
(1).ディジタル制御における要素
a.A/D変換
b.コンペアマッチ
c.割り込み処理
(2).差分方程式による離散化
(3).ディジタル制御特有の問題とその対応
a.演算コスト
b.ワインドアップ
c.量子化誤差
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キーワード |
スイッチング電源 SW電源 回路設計 電力変換器 コンバータ パワーエレクトロニクス パワエレ 制御系設計 状態平均化法 伝達関数 ゲイン ディジタル電源 ディジタル制御 |
タグ |
アクチュエータ、エネルギーマネジメントシステム、パワーデバイス、プラント、モータ、ロボット、回路設計、機械、最適化・応力解析、磁石・磁性材料、車載機器・部品、省エネ、制御、精密機器、電源・インバータ・コンバータ、電子機器、熱設計、LSI・半導体 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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