市場故障を未然防止するための「信頼性データ解析手法」による製品寿命および市場故障率推定とそのポイント <オンラインセミナー>
~ ワイブル確率紙による故障分布、摩耗故障に起因した耐用寿命の検証、初期故障に起因した市場故障率推定、実際の市場データの解析と信頼性確保への応用 ~
・限られたデータから信頼性特性を予測するための統計的解析手法を修得し、市場故障の未然防止に活かすための講座
・データ解析による信頼性の定量化手法を修得し、寿命や市場故障率予測に応用し、製品の信頼性確保に活かそう!
*Microsoft Excelをご用意ください
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
製品の故障問題を未然に防止するために、製品の持つ信頼性を、定量的に把握することが必要になります。
単に試験や検査を行った履歴を残すだけではなく、それらの試験結果、検査結果を解析して、必要な信頼性が確保されていることを定量的に評価し、市場品質を保証できる製品を供給することにつなげます。
今回、そのような信頼性の定量化のための信頼性データ解析を通して、寿命や市場故障率を予測する手順を解説します。最後に、実際の市場の故障データを解析する事例を紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年10月21日(月) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・信頼性データ解析による寿命や市場故障率予測について基礎を学びたい方
・以下のような場面で、製品の信頼性に携わっておられる方
製品の固有信頼性の作り込みや、製品の信頼性評価
製造品質、製造工程の安定化
出荷製品の品質保証 |
予備知識 |
・指数関数、微分・積分や正規分布・平均・標準偏差など、数学・統計の基礎的な知識
・エクセルの一般的な操作知識 |
修得知識 |
・限られた数の標本データから、母集団の信頼性特性を予測するための、統計的な解析手法
(1)確率紙を使ったばらつきのモデル化(分布関数による近似)
・正規分布、対数正規分布、ワイブル分布
(2)最尤法を使った最適モデルの選択 |
プログラム |
1.信頼性評価に用いられる数値の解説
(1).代表的な信頼性用語の解説
(2).信頼度関数と故障分布関数
(3).故障率と累積ハザード
(4).試料数と累積故障確率
(5).β関数で考える事象の尤度関数
(6).ワイブル確率紙による故障分布の調べ方
2.信頼性を作りこむときの信頼性評価
(1).機能の安定性を表すSN比
(2).二段階設計による信頼性の作りこみ
(3).余裕度を表す工程能力指数Cp、Cpk
3.摩耗故障に起因した耐用寿命の検証
(1).試験の対象となる故障の抽出
(2).故障メカニズムと加速モデルの選択
(3).信頼性適合試験結果の解析1:計数抜取試験
(4).信頼性適合試験結果の解析2:計量抜取試験
(5).試験結果の検査規格への反映
4.初期故障に起因した市場故障率推定
(1).市場故障率の一般的な推定手順の紹介
(2).製造工程の検査結果に基づく市場故障率の推定
(3).製造条件範囲の最適化への応用
(4).検査結果の管理基準の最適化への応用
5.実際の市場データの解析手順
(1).三角分析
(2).累積ハザード解析
6.市場故障率低減のための信頼性評価データの活用法
・定量的な評価と信頼性確保への応用
|
キーワード |
信頼度関数 故障分布関数 累積ハザード 累積故障確率 ワイブル確率紙 SN比 工程能力指数 摩耗故障 耐用寿命 加速モデル 計数抜取試験 計量抜取試験 市場故障率推定 三角分析 累積ハザード解析 |
タグ |
検査、寿命予測、信頼性試験・故障解析、品質管理、データ分析 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。