リチウムイオン電池のリサイクルとサプライに関する技術と諸規制およびその対策:EUバッテリー規制、バッテリーパスポート、カーボンフットプリント <オンラインセミナー>

~ EU電池規制の内容、電池パスポートの動向と態勢構築、カーボンフットプリントとライフサイクルCO2 ~

・EV用電池のリサイクルにおける最新技術と諸規制を先取りし、対策に活かすための講座

・曖昧になりがちな「EUバッテリー規制」、「バッテリーパスポート」の内容を正確に理解して、リサイクルやビジネスモデルの企画へ応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

 

講師の言葉

 本Webinerのテーマは、EVと電池に関する、グローバルで長期に亘る、“ルール”である。ルールには、Informative(情報提供)とNormative(規制・規定)の二つのケースがあるが、以下に扱う諸規制の“案”は最終的には、後者を目指しているものである。これとSDGs、「持続可能な開発目標」が、直ちに結びつくかは、結局は実行されなければ判らない。
 標記の副題である、EUバッテリー規制、バッテリーパスポートは、かなりNormativeな、規制強化の内容であるが、その実効性に疑問を持っている方は多いであろう。
 更にはカーボンフットプリントCFP、大量のリチウムイオン電池の生産に伴う、CO2の発生など、始めから判り切っていたことを、今更言い出しても、何ら対策が打ち出せない内容もある。
 これらに対する、日本の政府や業界の対応は、極めて真面目である。見方によっては、受動的であって、能動的なアクションは見え難い。今後ますます、欧州/北米/中国との乖離が進む中で、日本がその技術ノウハウを活かして、最終的には主導権を、イニシアテイブを担うことを期待したい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年11月26日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・リチウムイオン電池の材料、電池製造、EV設計・製造・車検、電池リユース、廃電池リサイクル、元素資源回収に携わる方
・特に電池のリサイクルにおいてビジネスを企画される方

予備知識 ・電池の技術や特性、また化学物質に関することは、判り易く説明します

修得知識 ・EV用電池のリサイクルにおける最新技術と動向
・知識と言うよりは、ご自分の担当分野で、ビジネスモデルを企画する上で、障害になる事項、あるいは役に立つ事項を本セミナーの中から見いだして頂きたい。とかく曖昧になりがちな、「EU電池規制」や「バッテリーパスポート」などの、内容を正確に知って頂き、ビジネスへの対応に応用してほしい
プログラム

1.リチウムイオン電池のリサイクルとサプライチェーンの概要と影響力

  (1).“電池パスポート”、バリューチェーン

  (2).リサイクルにおける空間と時間の影響

  (3).電池サプライチェーン協議会の解説、EU電池規則

  (4).電池サプライチェーン協議会、日本2021

  (5).リサイクルと諸規制ミスマッチはないか...

  (6).グローバルの電池GWh総量推定、2023

 

2.EU電池規制と元素リサイクル

  (1).EU電池規制の概要(1)

  (2).使用済みバッテリーからの再資源化率の達成義務

    a.Minimum levels of materials recovery

  (3).EU電池規制の概要(2)

  (4).バッテリーの分類、EU電池規制(2022/12)

    a.Life cycle in Lithium ion battery(1)

    b.Life cycle in Lithium ion battery(2)

  (5).リチウムイオン電池のライフサイクル(L&C)

    a.Life cycle(L&C)in Lithium ion battery

  (6).EU電池規制の内容

    a.取扱ほか

    b.電池の回収率

    c.元素の回収率

  (7).EV電池のデータ共有システムか...

  (8).Catena-X カテナーXの枠組み、欧州主導

 

3.日本国内の動向と態勢構築

  (1).電池パスポート、規格戦陣争い 

    a.(一社) 自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(1)

    b.(一社) 自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(2)

    c.(一社) 自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(3)

  (2).ウラノス・エコシステム(経済産業省)

 

4.CFPとIEA(国際エネルギー機関)の解析例

  (1).電池とカーボンフットプリント、CPCIC

  (2).自動車のLC GHG比較(1)、IEA+α

  (3).自動車のLC GHG比較(2)、IEA+α

    a.(引用jama)自動車のライフサイクルCO2

  (4).EV、PHVとHV、相対的なコスト比較

  (5).電池生産に伴うGHG発生、gC02/kWh

    a.グラフ

    b.データ

  (6).電池生産に伴うGHG発生、正極材別内訳

キーワード 電池パスポート バリューチェーン リサイクル EU電池規制 元素リサイクル 再資源化率 EU電池規制 ライフ・サイクル CFP IEA GHG EUバッテリー規制 バッテリーパスポート カーボンフットプリント
タグ エネルギーエネルギーマネジメントシステムリサイクル環境リチウムイオン電池自動車・輸送機車載機器・部品省エネ蓄電電気化学電源・インバータ・コンバータ発電
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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