量子化学計算の基礎と応用への実践およびそのポイント ~デモ付~ <オンラインセミナー>

~ 分子の振動運動、相互作用エネルギーと励起エネルギー、分子軌道法、密度汎関数法の基礎、量子化学計算の応用と実践ポイント ~

・量子化学計算で何ができて、どのように活用するかを学び、研究開発に効果的に応用するための講座
・量子化学計算のためのモデル化の考え方と代表的な計算プログラムGaussianによる具体的な計算法と実践のポイントを修得し、応用に活かすための特別セミナー!

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講師の言葉

 分子について何か調べようとすると、「量子力学」の方法を使用しなくてはならなくなり、電子の波動関数を計算する必要が生じます。残念ながら、計算量は膨大です。しかし、エネルギーや構造が極めて正確に得られるという利点があります。
 私は東北大学サイバーサイエンスセンターで「Gaussian入門」という講習会を長く担当しています。様々なバックグランドを持った研究者が講習を受けてきましたが、多くの研究者にとっては、まずは量子化学計算で何ができるのかを知り、どうすれば使えるのかを知ることが重要です。キッカケさえあれば、自力でもさらに勉強したいという人が多くいらっしゃると思います。
 私の講習会では、自力で勉強を継続できるように、基礎をしっかりお教えしたいと思っています。

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セミナー詳細

開催日時
  • 2024年11月07日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー化学・環境・異物対策ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・分子を対象にした仕事に従事している方や量子化学計算に利点を感じている方なら、どなたでも受講可能です
予備知識 ・予備知識として、量子論の基礎(パウリの排他原理、水素原子の電子軌道など)の知識は必要です
・GaussianはWindows版とLinux版がありますが、本講習ではLinuxの知識を必要としていません(使えたほうが良いとは思いますが)
修得知識 ・量子化学計算プログラムGaussianの使い方と使う利点を知ることができる
・計算のためのモデル化の考え方とGaussianの計算結果の説明ができるようになる
・他の量子化学計算の研究成果について理解できるようになるための基礎を身につけられる
プログラム

1.計算環境別の量子化学計算方法
  (1).Windowsのみ
  (2).Windows+Linuxサーバー
  (3).計算機センターを使う
  (4).GaussViewを使いこなす
    a.分子模型を作る

2.量子化学計算の典型例(入力コマンド)
  (1).安定構造を得る(単分子、複数分子、遷移状態)
  (2).分子の振動運動を知る(基準振動と動力学)
  (3).分子軌道、電子密度、スピン密度を見る
  (4).相互作用エネルギーを知る
  (5).化学反応を扱う
  (6).励起エネルギーを知る

3.知っておいて損はない基礎理論
  (1).分子軌道法(MO理論)
  (2).密度汎関数法(DFT)

4.量子化学計算の応用と実践へのポイント
  (1).素朴な疑問について
    a.金属原子を扱う注意点
    b.計算の信頼度をどう考えるか
    c.モデル化の考え方(溶液、固体結晶)
    d.温度の影響(Gibbsエネルギーと動力学)

5.出力方法と問題解決方法
  (1).GaussViewを使いこなす
    a.結果のプレゼンテーション
  (2).よくある困難と解決方法、あるいは相談方法
  (3).量子化学の研究例

キーワード 量子化学計算 分子模型 基準振動 動力学 相互作用エネルギー 励起エネルギー 分子軌道法 密度汎関数法 モデル化
タグ ナノテクノロジー化学化学物質シミュレーション・解析高分子
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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