使いやすく心地よいヒューマンインタフェース設計の基礎とAIを活用した対話型AIシステム開発への応用 ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ ヒューマンインタフェースの基礎と設計のポイント、対話システムの基礎とインタラクションデザイン、インタフェースおよび対話システムの評価手法、 対話システムの開発・AI活用・実装ノウハウ ~
・人間にとっての「使いやすい」「心地よい」を提供するインタフェースの設計・評価手法を修得し、対話ロボットやチャットボットシステムの設計に活かすための講座
・対話システムの基礎から実装、評価、検証、AI活用のノウハウや生成AI・大規模言語モデルの活用事例まで修得し、対話型AIの開発に応用するためのセミナー!
※デモで使用するサンプルプログラムは事前に配布を予定しております
講師の言葉
人工知能(AI)の技術の発展により、実社会の問題解決のためにICT技術の活用が多く検討されるようになってきています。しかし、問題解決のための「手段」である技術の発展がめざましい一方で、問題解決のためにどう技術を社会へ実装していくべきか?という視点が、これからの時代に求められるのではないかと思います。特に、ユーザである人間にとって「使いやすい」「心地よい」体験を創り出すための方法論はヒューマンインタフェースと呼ばれる学術分野で古くから多くの実践がなされています。
本セミナーでは、このヒューマンインタフェースの分野の基礎に触れ、情報システムのユーザである人間にとって「使いやすい」「心地よい」体験を創り出す情報システムの設計の方法論や、その評価の方法について紹介します。特に、ロボットやチャットボットなどの人間と「ことば」を使ってやりとりをする対話システム(エージェント)に焦点を当てて、その設計のためのポイントや実践事例を紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年08月05日(月) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・人間の特性を生かしたインタフェースやインタラクション、UXの設計や評価のための知識を獲得したい方
・人間にとって「使いやすい」「心地よい」体験を作るためのシステム設計の考え方を学びたい方
・実世界の問題解決のために対話システム(対話ロボット、チャットボット等)の活用を検討されている方
・インタフェース、ソフト、ロボット、情報機器、ヘルス機器ほか関連企業の方
※インタフェース設計の手段となる生成AIや大規模言語モデルは講義内では扱いますが、あくまでも活用に向けた「考え方」や活用事例を紹介するに留まります。対話型AIの仕組みやAIを活用したアプリケーションの作成方法(例:ChatGPTのAPIの使用方法等の開発のためのツールの使い方)には深くは踏み込みません
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予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・人間の認知特性や身体特性などの人間の特性、これらの特性の情報システム設計への生かし方
・人間にとって「使いやすい」「心地よい」体験を作るためのシステム設計の考え方
・対話システムにおける対話内容の設計とそのポイント
・対話システムを含むインタフェースの評価や分析の方法に関する基礎知識
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プログラム |
1.ヒューマンインタフェースの基礎:「心地よい」をデザインする
(1).ヒューマンインタフェース・インタラクションとは?
a.インタフェース: 使いやすいシステム・使いにくいシステムの「差」はどこか?
b.インタラクション: システムはユーザをどう変えるのか?
c.実世界での事例紹介:インタフェース・インタラクションの視点
(2).インタフェースの設計とそのポイント
a.人間の感覚と認知と、インタフェース設計の関係性
b.情報システムにおける「入力」と「出力」のデザイン
c.インタフェースの「質」につながる人間の認知特性
d.インタラクションにおけるヒューマンエラー
℮.人間の感覚や認知をインタフェース設計に効果的に生かすには?
f.インタフェース設計の事例紹介とこれから
2.対話システムの基礎
(1).人と「ことば」でコミュニケーションを取る対話システム
a.対話システムを構成する要素
b.対話システムの入出力: 対話相手を「知り」、対話相手に「伝える」ための方法
c.エージェントの「対話」のデザイン:ルールベースと推論ベース
d.対話設計におけるAI活用の動向と現状の課題
(2).エージェントとのインタラクションデザイン
a.エージェントとは何か? エージェントには何ができるのか?
b.エージェントと擬人化: コンピュータへ「人間らしさ」を取り入れることの価値
c.エージェントを用いたインタフェース設計のポイントと向いている課題
d.他の研究分野(心理学・認知科学・社会学)との関連性
℮.今後の展望と事例紹介
(3).講師自身の対話システム開発事例の紹介(メンタルヘルスケア応用を中心に)
a.講師自身の対話システム開発事例
b.設計の狙いとポイント、躓きやすい点や課題
c.臨床心理学分野との融合研究:心の健康を支援するシステムの設計
3.インタフェースの評価
(1).インタフェースの評価のための手法
a.「よい」インタフェースであることを「はかる」ための方法論
b.調査のための技法
c.システムの評価のための調査・実験の設計
d.評価の手法:実験室実験、現場での実験、オンライン実験の特徴と差異
℮.統計的手法を用いたデータの分析とツールの紹介
(2).対話システムの評価実験事例の紹介、躓きやすい点や課題
4.<デモ> 対話システムの開発と評価
(1).対話システムを使ったテーマ設計 ~問題とゴールの設定~
(2).対話システムの実装 ~簡易的なwebツールを使ったチャットボットの開発~
(3).対話システムの評価計画 ~作ったチャットボットの良さを示すには?~
(4).対話システムの効果の検証 ~作ったチャットボットはどう・良いものになったか?~
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キーワード |
ヒューマンインタフェース ヒューマンコンピュータインタラクション UI UXデザイン 顧客体験 人間工学 人間中心設計 HCD 使いやすさ 心地よい 製品デザイン 感覚 認知特性 コミュニケーション 対話システム 対話エージェント チャットボット 生成AI AI活用 |
タグ |
統計・データ解析、AI・機械学習、自動運転・運転支援技術・ADAS、イノベーション、インターネット、コミュニケーション、サービス、スマートフォン、教育、研究開発、セキュリティ・暗号、ソフト教育、デザイン、モバイルコンピューティング、位置情報、感性・脳科学・認知工学、ロボット、使いやすさ・ユーザビリティ、人間工学、車載機器・部品、電子機器 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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