イメージセンサ技術の基礎と画質向上技術およびAI処理への応用 <オンラインセミナー>

~ イメージセンサのノイズ抑制画質向上技術、画素毎に制御する局所輝度補正技術、軽量実装・超高速化に向けてのアルゴリズムの工夫、AI処理との融合 ~

・イメージセンサの信号処理の基礎から画像アルゴリズム、軽量実装手法までの実践的技術が修得できる講座
・画像認識処理だけでなく、ノイズ抑制や輝度補正技術など応用が進むイメージセンサとAI処理との融合技術を修得し、高機能な製品開発に応用しよう!

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講師の言葉

 イメージセンサはデジタルカメラやスマートフォンだけでなく、様々な機器に搭載され、日々研究開発が進んでいます。同時にAIの活用は、一般の認識処理に留まらず、ノイズ抑制や輝度補正技術などの、人が見やすい形に変換する技術にも適用されており、監視・車載・医療用途など幅広い応用に繋がっています。また、一連の画像補正により、その後の認識処理を向上させるAIパイプラインの報告もなされています。
 本講義では、イメージセンサの基礎技術とその発展を解説するとともに、輝度補正技術について人の感性に結び付く特性の議論や、深層学習との融合と高速化技法について解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年05月15日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・イメージセンサによるセンシングとその応用に従事される方
・カメラ、画像機器技術者および同システム技術者
予備知識 ・理系大学卒程度の知識
修得知識 ・イメージセンサとその信号処理に関する基礎から応用と動向についての知識
 (画像処理のアルゴリズム設計や軽量実装手法などの実践も含む)
プログラム

1.イメージセンサの基礎
  (1).基本動作原理
    a.ピクセル回路と動作原理
    b.相関2重サンプリング回路と雑音への影響
      (固定パターン雑音、熱雑音、1/f雑音)
    c.信号読み出し回路(A/D変換器の基礎)
  (2).イメージセンサの変遷
    a.ピクセル回路の変遷
    b.読み出し回路の低ノイズ化
    c.高機能化(高ダイナミックレンジ化、グロバルシャッタ)
    d.積層型センサへ

2.ノイズを抑制した画質向上技術への応用とAI処理との融合
  (1).トーン制御技術とは
  (2).画素毎に制御する局所輝度補正技術の特性
    a.市場を独占したトーン制御技術とは
    b.AI技術の活用とその問題点
  (3).軽量実装・超高速化に向けてのアルゴリズムの工夫
    a.3x3の領域と255x2552の領域演算を個々の画素に用いても同じ計算速度を出すためには
  (4).自然な画像表現でありながら、ノイズを抑制しつつ画質を向上させるには
  (5).AI処理との融合
    a.AIを用いた処理(基本処理+応用、FPGAへの実装など)
    b.画質向上/認識処理AIの変遷と活用
    c.深層学習を含んだ処理の軽量化実装(低解像度DCNN+高解像度高効率処理)
    d.Computational imagingへの展開とAI活用(スマホのカメラと高級カメラの違いは何?)
  (6).(時間があれば)色と輝度の扱いや補足
    a.人間の知覚に基づく輝度チャネル
    b.深層学習に基づく輝度チャネル生成のメリットとデメリットとは

キーワード イメージセンサ ピクセル回路 相関2重サンプリング回路 信号読み出し回路 高ダイナミックレンジ化 グロバルシャッタ トーン制御技術 局所輝度補正技術 FPGA 軽量化実装 低解像度DCNN 高解像度高効率処理 輝度チャネル
タグ AI・機械学習信号処理センサ画像処理画像認識回路設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日