マイクロ波・ミリ波レーダー計測技術の基礎と運動認識・追尾システムへの応用 <オンラインセミナー>
~ マイクロ波・ミリ波レーダーの基礎、運動計測・追尾のためのレーダー信号処理、マイクロ波・ミリ波レーダーを用いた計測・追尾システムへの応用 ~
・マイクロ波・ミリ波レーダーの計測原理からレーダー信号処理の実装ノウハウまで修得し、高精度かつ高機能な運動認識システムの開発に応用するための講座
・移動物体の認識・追尾に必要な位置・速度情報の計測技術を修得し、運転支援システムや周辺監視システムの実装に活かすためのセミナー!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
自動運転・運転支援のための周囲認識や、屋内外の監視・見守りシステム等において、人体などの移動物体の運動認識や追尾は重要な機能です。このような用途に有力なセンサとして、照明条件や天候の影響を受けにくく、プライバシーの問題の無いマイクロ波・ミリ波のレーダーがあります。レーダーで計測した位置や速度の情報を活用することで、高精度追尾・高機能運動認識システム開発が可能となります。
本セミナーではまず、マイクロ波・ミリ波レーダー技術について、特に運動情報の計測にフォーカスし、基礎的な原理を説明します。続いて、それらの基礎的な原理に基づき、運動計測や追尾を行うための具体的なレーダー信号処理の実装について、プログラム例も交えて説明いたします。さらに、レーダーデータの可視化とその機械学習応用の方法についても触れます。最後に、運転支援や監視・見守りシステムに適用可能な人体の運動認識の応用研究例を紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年04月23日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・電子部品、電装品、自動車、通信、航空機ほか関連企業でマイクロ波やミリ波に携わる技術者の方
・マイクロ波・ミリ波レーダーを自動運転・運転支援や監視・見守りなどのシステムへ応用したい方
・運動認識や追尾のためのシステムやアルゴリズムについて理解を深めたい方
・マイクロ波・ミリ波を用いた各種システム開発業務に携わる初学者の方や関連技術の資料や論文が数学だらけで難しいと感じたことがある方
・主にレーダーを用いた人体の計測や追尾の最新の応用研究例を、それらの基礎技術と共に学びたい方
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予備知識 |
・高校レベルの数学と物理の知識
・信号処理や制御工学の大学学部レベルの基礎知識があると理解が深まる
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修得知識 |
・マイクロ波・ミリ波のレーダーによる位置や速度などの計測の基本原理と各方式の優劣について理解できる。なおこれらの多くは超音波センサやライダーなどの他センサにもそのまま適用可能
・基本原理に基づき、位置・速度・角度などの計測およびイメージング法について、プログラムでの実装方法やデータ表示方法も含めて理解できる
・移動体追尾の原理を基礎から理解できる。この知識は、レーダーはもちろん各種センサを融合したシステムにも適用可能
・マイクロ波・ミリ波のレーダーの応用について、特に人体の運動計測・追尾のための最先端の研究開発に関する知識を修得できる
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プログラム |
1.マイクロ波・ミリ波レーダーの基礎
(1).マイクロ波・ミリ波レーダーの概要と近年の応用
(2).距離と速度の計測原理
a.パルスドップラー方式
b.FMCW方式
c.2周波CW方式
d.スペクトル拡散方式
(3).角度計測の原理
(4).応用方法: 運動認識・イメージング・追尾の概要
(5).移動体追尾の原理と基本的な考え方
2.運動計測・追尾のためのレーダー信号処理と機械学習の活用
(1).FMCWレーダーによる距離計測
a.取得データの概要
b.レンジプロファイルの作成と解釈
(2).ドップラーレーダ-信号処理による速度情報計測
a.ドップラースペクトログラムの作成と解釈
b.距離-速度マップ(レンジ-ドップラーマップ)の作成と解釈
(3).角度計測とイメージング
a.距離-角度マップの作成と解釈
b.2次元・3次元のイメージング
(4).物体・運動認識のためのレーダーデータ機械学習
a.歩行データを例とした機械学習の方法と例
b.レーダーデータを画像として扱う深層学習
(5).移動体追尾システムと追尾フィルタ
a.α-βフィルタ・α-β-γフィルタ
b.カルマンフィルタ
c.拡張カルマンフィルタ
d.粒子フィルタ
e.追尾フィルタの設計と性能解析
3.マイクロ波・ミリ波レーダーを用いた計測・追尾システムへの応用
(1).監視・見守りシステムのための応用技術
a.レーダーによる運動計測データを用いた個人特定
b.トイレ内の行動モニタリング
c.人体の高次運動情報センシングに基づく認知症や転倒リスクの予測
(2).運転支援・自動運転のための応用技術
a.雨の中での人体追尾
b.自転車の運動認識
c.車両の自車位置・自車速度推定
d.死角からの飛び出し事故防止に向けた歩行者検知
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キーワード |
マイクロ波 ミリ波 レーダー 運動計測 運動認識 ドップラー FMCW イメージング 移動体追尾 3次元イメージング カルマンフィルタ 粒子フィルタ 追尾フィルタ モニタリング 監視 見守り 運転支援 自動運転 速度推定 プライバシー保護 レーダー信号処理 |
タグ |
精密機器・情報機器、分析、AI・機械学習、SLAM・自己位置推定、自動運転・運転支援技術・ADAS、アンテナ、信号処理、イメージセンサ、シミュレーション・解析、センサ、位置情報、画像処理、画像認識、ロボット、位置決め、データ分析、機械、GNSS、GPS、計測器、光学、実装、自動車・輸送機、車載機器・部品、精密機器、設備、電子機器、電磁波、電装品 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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