設計技術者のための「製品開発エンジニアリング」の基礎と設計品質の高い設計仕様作成への応用 <オンラインセミナー>

~ 品質機能展開(QFD)を用いた顧客要件分析、設計案を論理的に決定する方法、リスク分析、公差設計と公差解析の論理的な活用方法、信頼性の評価と製品寿命の推定 ~

・設計者のエンジニアリング力の向上と設計仕様を明確化する方法を修得し、高品質な製品開発に応用するための講座
・ほとんど学ぶ機会のない統計解析に基づく品質管理手法を駆使した上流から下流にいたる製品開発プロセスを体系的に修得し、より完全な設計仕様の作成に活かそう!
・設計者として知っておくべき品質評価プロセスの全体像が1日でマスターできる特別セミナー!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 設計業務における大きなミッションは、市場で成功する魅力的品質をつくり上げることや、歩留まりを左右する製造品質を向上させることです。ところが現実は、設計仕様の不明瞭化、不理解、バラつきの検証不足によるトラブルが毎日のように繰り返されています。こういったことを防ぐには、設計者のエンジニアリング力(基礎工学を踏まえて技術的に検討する力)の向上や、設計仕様の明確化(設計品質の向上)が強く望まれます。そのために、世の中にはQFDや公差解析などを教える個別の講座が多々ありますが、製品開発の上流から下流にいたるプロセス全体を捉えて教える講座は、ほとんどありません。
 本セミナーでは、上流から下流に至るまでを統計解析に基づく品質管理手法を駆使しながら、より完全な設計仕様を作りだすことを目標としています。品質トラブルを回避してイノベーションを生む設計力を身につけたい設計者や製品開発プロジェクトに関わる人に役立ちます。

本講座の申し込み受付は終了しました

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年04月11日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・主に電気・電子製品の開発に関わる設計者およびそれら部品製造にかかわるエンジニアの方
・製品開発プロジェクトに関わり、将来はプロジェクトマネージャーを目指す方
予備知識 ・工学系の一般的な基礎知識があれば理解しやすいです
修得知識 ・品質管理手法を駆使した電気・電子製品および部品製造に関する開発・設計プロセス
・製品を企画するのみならず、製品開発プロジェクトをエンジニアリング面でサポートできるようになります
プログラム
1.製品開発エンジニアリングの概要
  ・製品開発において完全な製品仕様書を作り上げるエンジニアリング手順および手法
 
2.顧客要件の分析から始める
  (1).親和図法(Affinity Diagram)を用いて顧客要件の分類と分析を行う
  (2).階層分析(AHP)を用いてコストや納期、製造能力に応じた設計要件の絞り込みを行う
 
3.開発プロセスのステージごとに必要となる要件に展開する
  (1).品質機能展開(QFD)を用いて顧客要件から機能要件、部品要件、製造要件までのブレークダウンを行う
 
4.技術的矛盾が出た場合の解決策
  (1).形態素解析(Morphological Analysis)を用いて漏れのないクロス整合性評価を行う
  (2).創造的イノベーション手法(TRIZ)を用いてアイデアを得る
 
5. アイデアが足りない場合の創出方法
  (1).プロジェクト会議において強制的に短時間で大量のアイデアを出させる手法
 
6.設計案を論理的に決定する方法
  (1).デザイン評価、官能検査など数値化できない要件の優先度付けにPugh Matrixを用いる
  (2).目標値が分かっている要件の優先度付けに優劣順位技法(TOPSIS)を用いる
    a.TOPSISの理論とワークシートを作成する方法
 
7.製造前に設計案のリスク分析を行っておく
  (1).故障モード影響解析(FMEA)を用いて設計や工程で発生可能性がある不具合を特定する
  (2).故障の木解析(FTA)を用いて事故発生シナリオを検討する
 
8.国際的な環境規制に引っ掛からないようにする
  (1).既存製品をエコデザイン指令などに対応させて国際環境規制をクリアさせる
 
9.公差設計と公差解析の論理的な活用方法 
  (1).サイズ公差や機能許容値を決定する公差設計と公差解析の関係
  (2).メカニカル構造の公差解析の事例を紹介する
  (3).遺伝的アルゴリズムを利用した許容値の最適化事例を紹介する
 
10.製品の信頼性を評価し製品寿命を設計する
  (1).製品の信頼性をモデル化する方法について
  (2).信頼性の時間変化を予測し製品寿命を推定する
  (3).計算図表を利用して寿命を求める方法とは    
キーワード 製品開発エンジニアリング 顧客要件 親和図法 階層分析 設計要件 品質機能展開(QFD)  機能要件 部品要件 製造要件 形態素解析 クロス整合性評価 創造的イノベーション手法(TRIZ)  デザイン評価 官能検査 Pugh Matrix 優劣順位技法(TOPSIS)  故障モード影響解析(FMEA)  故障の木解析(FTA) 公差設計 公差解析 設計仕様
タグ リスク管理環境品質管理FMEA・FTA・DRBFM機械機械要素自動車・輸送機設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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