サウンドデザインの基礎と付加価値を高める「音」のデザインへの応用とそのポイント ~ デモ付 ~ <オンラインセミナー> 

~ サウンドデザインに活かすための聞こえ、音環境の基礎知識、感性に訴えるサウンドデザイン(音のデザイン)のさまざまな適用法、製品音・サイン音・映像メディア音のデザイン ~

・音と聞こえの関係の基礎から音の印象、物理的特性の関係とサウンドデザインの活用法までを分かりやすく詳解する講座

・音や映像のデモを通して、音を可視化し、音と聞こえの関係を感覚的に理解し、様々な分野での活用法を修得して高付加価値な製品開発に活かそう!

・感性に訴えるサウンドデザインの基礎と諸分野への応用例が修得できます

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

 

講師の言葉

 音と聞こえの関係に関わる基礎的な知識や音の印象に関わる諸側面と物理的特性の関係について分かりやすく解説するとともに、さまざまな分野に活用されているサウンドデザイン(音のデザイン)の考え方とその動向について幅広く紹介します。音は見えないために、講義だけでは音圧レベルやスペクトルといった音に関わる物理量は理解しにくく、サウンドデザインに活用されたときの音の効果も実感できません。
 本講義では、音や映像のデモンストレーションを活用して、聞こえない音を可視化して、音と聞こえの関係を感覚的に理解し、さまざまな分野で活用されているサウンドデザインの効果を実感していただけるようにいたします。合わせて、日本の音環境や音のデザインに影響を及ぼしている日本の音文化の特徴についても考察いたします。音のデザイン分野は、視覚領域のデザインに比較するとそれほど広く認知はされていませんが、その分将来性のある分野です。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年04月26日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・幅広く音の機能について理解したい方
・サウンドデザイン(音のデザイン)分野に興味を持っている方
・サウンドデザイン分野に将来性を感じておられる方

予備知識 ・特にありません。基礎的な事項から解説いたします
修得知識 ・音と聴覚に関する基礎知識を習得し、音と人間のかかわりを実感し、サウンドデザイン(音のデザイン)分野の動向や可能性に関して深い理解が得られる
プログラム

1.サウンドデザイン(音のデザイン)に活かす:聞こえ、音環境の基礎知識

  (1).音は空気の圧力変化

    a.純音、周波数、振幅

    b.スペクトル、複合音、ノイズ

  (2).聴覚のしくみ

    a.空気の振動を神経インパルスに変換する

     ・聴覚系のしくみ

     ・耳介、外耳道、鼓膜、耳小骨、蝸牛、基底膜

     ・内有毛細胞が神経インパルを発火、外有毛細胞がそれを補助

  (3).音の3要素

   ・音の大きさ、音の高さ、音色

    a.音の大きさの性質と対応する物理量

    b.音の高さの性質と対応する物理量

    c. 音色の性質と対応する物理量

  (4).サウンドスケープ

   ・音と人間のかかわり

    a.マリー・シェーファーが提唱するサウンドスケープの概念

    b.サウンドスケープの思想の特徴

     ・意味論的音環境、風景としての音環境

 

2.感性に訴えるサウンドデザイン(音のデザイン)のさまざまな適用分野

  (1).サウンドデザイン(音のデザイン)とは?

    a.サウンドデザインと視覚分野のデザインの対比

    b.さまざまな分野で適用される音のデザイン

  (2).製品音のデザイン

    a.製品音へのアプローチの変容

      ・騒音制御から快音化へ

    b.好ましい自動車のドア閉め音に対する意識構造

    c.製品音のイメージに及ぼす音響特性

    d.製品音の音質向上に対する付加価値

  (3).サイン音のデザイン

   ・メッセージを伝える音の最適化

    a.サイン音のデザイン指針

    b.サイン音の緊急感のコントロール

    c.サイン音の快音化

    d.サイン音のユニバーサル・デザイン

  (4).映像メディアにおけるサウンドデザイン

    a.映像作品においてストーリーを語るサウンドデザイン

    b.音と映像を調和させるサウンドデザイン

  (5).リアリティを演出するサウンドデザイン

    a.映像メディアにおいてリアリティを演出する音のデザイン

    b.現実の世界でもリアリティを演出する音のデザインが求められるようになってきた

  (6).サウンドスケープ・デザイン

    a.環境を演出するサウンドスケープ・デザイン

    b.環境にある音を活かすサウンドスケープ・デザイン

    c.音への気づきのデザイン:音名所

      ・残したい音風景

  (7).日本の音文化

   ・サウンドスケープの観点から

    a.日本の音文化の特徴

    b.おもてなし精神に基づく日本のサウンドデザイン

 

キーワード サウンドデザイン不可価値を高める音 音のデザイン 音と聴覚 サウンドスケープ 騒音制御 快音 製品音 音響特性 サイン音 音のユニバーサル・デザイン 音色 
タグ 信号処理音声処理感性・脳科学・認知工学生理・官能検査人間工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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