組み込みソフトウェアにおける構造分析・不具合発生リスク分析と効果的な品質改善への活用法 ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ ソースコードメトリクスによるソフトウェアの構造分析、不具合発生リスク分析:バグ混入ファイル・関数の見積もり、DSMによる大規模ソフトウェアの構造分析法 ~

・「ソフトウェアの大規模化」「構造の複雑化」により増加するリスクを定量的に分析し、ソフトウェアの品質や保守性の改善に活かすための講座!

・メトリクス分析、不具合発生リスク分析やDSMによるソフトウェアの構造分析技術を修得し、開発ソフトウェアの問題構造の検出や、改善箇所の絞り込みに活かそう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 近年、ビジネスで求められるソフトウェア(以降SW)には多くの機能が搭載され、それにともないSWは大規模化しています。また、SW開発の現場では人の出入りが多く、他者の開発したSWに変更を加える機会が非常に多いです。

 多くの人が開発に携わり機能が増えていくと、SW構造は複雑になり、「技術的負債」と呼ばれる保守性リスクのある構造が多く含まれるようになります。

 本セミナーでは、主にソフトウェア開発に携わる担当者から若手リーダーの方に向けて、複雑化したSW構造のリスクを分析する手法について演習を通じて学び、技術的負債を認識する視点を養います。また、複雑化したSWの構造理解、およびその改善に必要な「2つの視点」と、SW構造分析の技法として使用されているDSM(Dependency Structure Matrix)について演習を交えて解説します。

 なお、本講座ではC言語の知識を前提としていますが、他の言語知識を持っている方でも問題なく受講いただけます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年06月20日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・組み込みソフトウェア開発に携わるエンジニアの方(担当者、主任、リーダー、係長、課長等)
特に
・ソフトウェアのリファクタリングを検討中の方
・綺麗なコードを書きたいが、いつも何故か時間に追われてメンテナンス性を後回しせざるを得ない方
・メトリクスを使って、システムの定量的な保守性の評価や客観的なレビューを行いたい方
予備知識 ・プログラミング経験がある方
・CあるいはC++の開発経験があればなお良い
修得知識 ・開発ソフトウェアにありがちな問題構造を認識する力
・メトリクスを活用したソフトウェア構造分析、リスク分析の手法
・ソフトウェア構造を俯瞰的に把握する視点
プログラム

1.ソフトウェアアーキテクチャの概要

  (1).ソフトウェアアーキテクチャとは

 

2.ソースコードメトリクスによるソフトウェアの構造分析と活用事例による改善のポイント

  (1).大きな粒度、小さな粒度

  (2).実際の取り組み事例

    a.メトリクス利用によるコードの品質確保の取り組み:開発時間の短縮へ

    b.コードレビューへのメトリクス活用:統一した指標で効果的なコードレビューを実現

 

3.不具合発生リスク分析:バグ混入ファイル・関数の見積もり

  (1).Gitコミット頻度計測による不具合発生リスク分析

    a.ファイル粒度

    b.関数粒度

    c.リファクタリング箇所の絞り込みへの活用

  (2).依存構造に着目した不具合発生リスクの高い構造の見つけ方(Sturtevantの構造複雑度)

 

4.DSMによる大規模ソフトウェアの構造分析:俯瞰的な構造把握と品質/保守性の改善

  (1).分析手法とそのポイント

  (2).大規模ソフトウェアにおけるリファクタリングの手法

    a.保守性改善

キーワード ソフトウェア構造分析 ソフトウェアアーキテクチャ メトリクス分析 コミット頻度 ファイル粒度 関数粒度 リファクタリングSturtevantの構造複雑度
タグ ソフト管理ソフト品質ソフト教育
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日