設計FMEAによる品質問題の完璧な未然防止とそのポイント <オンラインセミナー>

~ 従来のFMEA/FTAを究極まで進化させた設計FMEA、故障原因の抽出と検証方法、導入にあたってのポイントや注意点 ~

・品質問題の潜在的原因をあらかじめ設計開発段階で無くし、故障トラブルの未然防止に活かすための講座
・システマティックに故障原因の追究を行い、故障原因を網羅的に抽出して検証し、品質トラブルを撲滅させよう!

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講師の言葉

 新技術商品がお客様に喜ばれる商品であるための必須条件は、顧客クレームなどの品質問題を起こさないことであり、その潜在的原因をあらかじめ設計開発段階で無くしておく必要があります。そのためにはクレームとなり得る故障現象(故障モード)を抜けなく抽出し、それらの故障モードの原因(故障原因)を全て洗い出し対策をしておく必要があります。そのためにこの講座では次のような工夫がされています。
 (1)新QC七つ道具の1つである系統図法を応用した機能系統図を使い製品の機能を把握します。
 (2)これらの機能が無くなる状態が故障モードだと考えます。すなわち機能が無くなる以外の故障モードは無いと考えることにより、故障モードが網羅的に抽出できます。
 (3)故障モードの発生メカニズムを物理的・電気的・化学的モデルなどを基に、系統図法を応用したFT(Fault Tree)図を使い、システマティックに故障原因の追究を行い、故障原因を網羅的に抽出します。
 このように網羅性が確保されるFMEA/FTAを設計FMEAと呼び、多くの企業で具体的な成果を上げています。既存のフォーマット用紙の欄を、単にブレーンストーミングなどで埋める一般的なFMEAとは次元の違う真に役に立つFMEAが実施できます。 

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年03月15日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・各部門で品質改善の旗振りを担っておられる方
・特に顧客クレームを撲滅するための各種活動を全社的に推進しておられる部門の方
・下記のようなニーズをお持ちの管理者の方
 (1)これから世の中に導入する新技術商品においてリコール・顧客クレームなどの品質問題の発生を完全に未然防止したい
 (2)FMEA/FTAをもっと効果のあがるものにしたい
 (3)FMEA/FTAに必要な工数を最小限にしたい
予備知識 ・設計開発・生産技術・製造・品質保証などの部門での実務経験があるほうが良いですが、今後これらの部門をマネジメントされる予定の方についてはその限りではありません
修得知識 ・従来の技術の延長線上で設計開発できる製品と新技術を折り込んだ製品との設計開発のやり方の違い
・機能系統図の必要性とその作成方法
・機能系統図からの故障モードの網羅的抽出法
・FT図の必要性とその作成方法
・FT図からの故障原因の網羅的抽出法
・デザインレビューが容易にできるようになります
プログラム

1.発明を必要とする製品と必要としない製品
  (1).発明を必要としない従来技術で設計開発できる製品
  (2).発明を必要とする新技術を折り込んだ製品(新技術製品)
  (3).設計および開発活動の違い

2.設計FMEAの必要性 
  (1).新技術製品における生産部門での不具合や顧客クレームなどの品質問題の未然防止
  (2).従来のFMEA/FTAを究極まで進化させた設計FMEA
  (3).設計開発の原点である設計における設計FMEAの実施とその効果

3.設計FMEAの手順と未然防止対策への活かし方 :故障原因の抽出と検証方法
  (1).設計FMEAの実施対象の明確化 
  (2).設計FMEAの実施のための準備
  (3).故障モードの抽出
    a.機能展開をすることによる機能系統図の作成
    b.機能展開された最下位機能の故障モードへ変換することによる故障モードの明確化
    c.機能展開を使った故障モード抽出が効果的である事例の紹介 
    d.機能展開使った故障モード抽出が効果的であることの演習による体験
    ・設計FMEAの実施対象がどんな不具合現象(これを故障モードと呼びます)を起こす可能性があるのか明らかにします。
  (4).故障原因の抽出
    a.FT展開することによるFT図の作成
    b.FT展開された最下位原因を故障原因とすることによる故障原因の明確化
    c.FT展開を使った故障原因抽出が効果的である事例の紹介
    d.FT展開を使った故障原因抽出が効果的であることの演習による体験
    ・抽出された故障モードについてそれがどんな原因(これを故障原因と呼びます)で起きる可能性があるのか明らかにします。
  (5).設計開発段階における検証方法
    a.市場で故障モードが発生した時の企業費与える影響の重要度の評価方法
    b.故障モードの市場における発生率の評価方法
    c.設計開発段階での故障モードの発見の容易さの評価方法
    d.重要度・発生率・発見の容易さを総合した優先度付けの方法
    e.優先度に従った設計開発段階での検証方法の明確化
    ・抽出された故障原因で起きる故障モード毎に、設計開発段階においてどの程度の検証をしなければならないのか明らかにします。
  (6).設計FMEAの実施結果のまとめ方
    ・チェックやレビュアーによる評価を容易にするための設計FMEAの実施結果のに見える化

4.設計FMEA実施にあたってのポイント
  ・導入にあたってのポイントや注意点

キーワード 設計FMEA 故障モード FT図 故障原因抽出 機能展開 検証方法
タグ 規格・標準業務改善品質管理未然防止FMEA・FTA・DRBFM
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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