座の科学(The Science of Seating)に基づく快適で疲れない椅子・シートの開発とそのポイント

~ 座位姿勢の生体力学的解析および感覚生理学的アプローチによる座り心地の知覚メカニズム解析、疲れにくいシートの開発、快適性の評価指標の開発 ~

・椅子・シートの人間工学の基礎と座り心地を向上させる技術を修得し、快適な製品開発へ応用するための講座
・人間工学のみならず、生体力学や感覚生理学の立場から長年の講師の技術開発経験を通して学び、疲れにくく快適な椅子・シートの開発へ活かそう!

*本講座は、弊社研修室で行う対面講座です

講師の言葉

 現代社会において、座ることは寿命を縮めると言われています。しかし、コロナ禍によるリモートワークやWeb会議の増大や自動運転の普及など、我々の着座時間は伸びているのが現実であり、人生の1/3を過ごす姿勢である「座る」と言うことについて改めて考え直す時期にさしかかっていると思われます。
 本講座では、この「座ると言うこと」について、人間工学のみならず、生体力学や感覚生理学の立場から科学し、再考します。具体的には、椅子・シートの人間工学の基礎と座り心地の考え方や知覚メカニズム、研究の最新動向などについて、講師が技術開発経験から学んだことも含めて事例とともにご紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年02月19日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・椅子・シートに関わる企画・開発・設計・生産管理ご担当の方
・椅子・シートに関わる教育・研究ご担当の方
予備知識 ・人間工学の基礎知識があると望ましい
修得知識 ・椅子・シートの人間工学
・座り心地の考え方と快適性向上技術
プログラム

1.はじめに
  (1).座再考 なぜ座り心地が重要なのか?
  (2).人間特性に基づく快適性開発の考え方
  (3).座位姿勢に関わる個人差
  (4).我々は、座っているときに何を感じているのか? 座り心地の知覚メカニズム

2.座位姿勢の解析
  (1).座位姿勢の特徴
  (2).人体の構造とモデル化
  (3).座位姿勢の生体力学的解析による座り心地の知覚メカニズム解析

3.体圧分布の解析
  (1).なぜ体圧分布は、設計に使えないのか?
  (2).感覚生理学的アプローチによる座り心地の知覚メカニズム解析
  (3).身体形態を考慮した座位姿勢の適合性
  (4).体圧分布による運転快適性予測

4.着座疲労低減への応用とポイント
  (1).疲労低減の考え方
  (2).疲労低減運転姿勢の開発
  (3).長時間運転時の肉体疲労の定性および定量的評価
  (4).疲れにくいシートの開発
  (5).長時間着座時のむくみの評価手法と予測

5.快適性を向上する技術とそのポイント
  (1).幅広い体格の乗員に適合したシートクッション特性
  (2).オットマンによる快適下肢姿勢支持
  (3).温熱感覚特性に基づくシートヒーターの開発
  (4).快適性の評価指標の開発

6.おわりに
  (1).座位快適性の最新研究動向
  (2).今後の課題

キーワード 座り心地 人間特性 快適性 座位姿勢 モデル化 知覚メカニズム 体圧分布 運転快適性予測 着座疲労低減 快適性 シートクッション特性 オットマン シートヒーター 座位快適性
タグ 生体工学使いやすさ・ユーザビリティ人間工学自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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