「漏れ抜けのない」効率的なソフトウェアテスト技術と品質確保への応用およびそのポイント  <オンラインセミナー>

~ ソフトウェアの品質を最大効率で実現する思考法と実践テクニック、ソフトウェアテスト設計技法と活用のポイント ~

・短い納期、限られたコストの開発現場ですぐに使えるソフト品質向上のテクニックと勘どころが修得できる講座
・品質向上と手戻り工数の削減のためのソフトウェア品質、ソフトウェアテストの体系的な考え方と実践での活用方法・ポイントを修得し、システム開発実務で応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 ソフトウェア開発の現場において、短い納期(Delibery)、限られたコスト(Cost)の中で、「漏れ抜けのない」かつ「効率的な」テストを行い、十分な品質(Quality)を確保したいと考えておられる方は多いと思います。本講座では、うまくいくプロジェクトに共通する、テストと品質の考え方を紹介します。年間3,000プロジェクト以上のテストに携わる、ソフトウェアテスト・品質保証の専門会社のエンジニアである講師が、多くのプロジェクトにかかわる中で、「QCDがうまくいくプロジェクトは、テストの考え方がしっかりしている」という共通点に気づいた経験から、品質とは何か、テスト設計に必要な考え方とは何か、ソフトウェアテストのエッセンシャルな考え方と、実践への活用方法を学んでいただくことができます。現在の日本では、公教育機関、企業を含めても、筋のよい品質・テストの「基本の型」を身につける機会がまだまだ少ないのが現状です。こうした品質やテストの「基本の考え方」は下流工程におけるテストの効率化に役立つことはもちろん、仕様上のあいまいさや漏れ抜けに気づきやすくなるため、上流工程における要件定義や、基本設計の作成時やレビュー時においても、大変有効であり、品質向上と手戻り工数の削減に大きく寄与します。学んだその日から現場で使っていただける品質向上のテクニックと勘どころを紹介いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年01月24日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・結合テスト、システムテスト(主にブラックボックステスト)に従事しておられる方、これから従事する方
・仕様書があいまいなため、手戻りに悩んでおられるプログラマの方、テスト担当者の方
・要件定義、基本設計を担当されている方
・上流工程でレビューを担当されている方
・プロジェクト全体の品質を管理されておられる方
・品質保証に関わる業務を担当されておられる方
・プロジェクトマネジメントや品質管理の教育を担当されておられる方
予備知識 ・ソフトウェア開発とテストの経験があることが望ましいですが、特に予備知識が無くてもご理解いただけるよう、カリキュラムを構成しています
修得知識 ・ソフトウェア品質、ソフトウェアテストの体系的な考え方のエッセンスと、実践での活用方法やポイントがわかる
・下流工程のテストのみならず、実装段階や、上流工程の設計やレビューで、仕様のあいまいな点や、漏れ抜けを見つけやすくなる
プログラム

1.ソフトウェアテストの基本 :ソフトウェアテストの基本の型
  (1).現在のソフトウェア品質とテストの現実
    a.開発現場で今、何が起こっているのか
    b.リスクから考えるソフトウェア品質
    c.「品質が良い」とはそもそもどういうことだろう
    d.「顧客の要求」と「システムの品質」を考える
    e.目に見えない「品質」を考えるための「思考の枠組み」
    f.「ソフトウェアを作る技術」≠「品質を作る技術」
  (2).テストとは何か
    a.テストには独自の「視点」がある
    b.そもそも『欠陥』とはなんだろう
    c.なぜソフトウェアに『欠陥』が起こるのか
    d.テストは何をする仕事なのか
    e.どうやってテストするのか
    f.誰がその製品を使うのかで「正しい製品」は違ってくる
    g.良いテストを行うためにはユーザーの要求の分析が不可欠
  (3).ソフトウェアを開発する工程におけるテストの位置付け・役割
    a.開発工程の全体を俯瞰する(V字モデルの意味)
    b.上流工程と下流工程との「対話」が品質を上げる
    c.設計とテストが最初から併走する 「W字モデル」の考え方

2.ソフトウェアテスト設計技法と活用のポイント
  (1).テスト設計技法について
    a.テスト設計技法が必要な理由
    b.テスト現場の理想と現実
    c.天文学的な組み合わせ数?工数の発散とは
    d.「無限の組合せ」を「有限な期間」でテストするためのアプローチ
    e.ホワイトボックステストとは
    f.ブラックボックステストとは
    g.どちらも大切!ブラックボックステストとホワイトボックステスト
    h.「仕様の整理」と「工数の削減」:ブラックボックステスト技法が「できること」
  (2). 同値クラス分割、境界値分析の活用のポイント
    a.境界値分析は「数直線」を引く
    b.同値クラス分割は「同じグループ」に分けて考える
  (3).デシジョンテーブルテストと活用のポイント
    a.デシジョンテーブルという考え方
    b.デシジョンテーブルで「出来ること」
    c.デシジョンテーブルに適した対象
  (4).組み合わせテストと活用のポイント
    a.天文学的なテスト工数を、実現可能な工数にまで削減する
    b.テストの悩みは「リスクとコスト」のバランス
    c.今日から使える、組合せ技法の活用法とテストケース作成ツール『Qumias』のデモ

キーワード ソフトウェア品質 要求の分析  V字モデル  W字モデル ホワイトボックステスト ブラックボックステスト 同値クラス分割 境界値分析 デシジョンテーブルテスト 組み合わせテスト
タグ ソフト管理ソフト外注管理ソフト品質ソフト教育品質管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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