ねじ・ボルトの適正な締結技術と疲労破損・ゆるみ防止技術のポイント ~演習付~ 

~ ねじのゆるみと対策、締め付けトルクの算出法、疲労破壊しない締結部の設計法、ボルト破断事例と対策 ~

・経験と勘に頼らないねじ・ボルト締結部の設計技術を修得し、過剰設計や事故の防止に活かすための講座!

・ ねじゆるみのメカニズムと対策、ねじの力学と締め付けトルクの決定方法、FME活用によるボルトのモデリング手法を修得し、締結部設計における「ゆるみと破壊」の防止対策技術に活かそう!

・文献に載っていないオリジナルな摩擦係数測定データも提示します!

 

 

講師の言葉

 経験と勘に頼らない締結部の設計法と、ねじのゆるみと疲労破壊の防止 

 ボルト径とボルト本数は、従来、経験と勘によって決定し、ボルトの締め付けは現場技能者の腕に頼っていたのではないでしょうか。そしてその結果、ボルト破断事故や過剰設計によるコストアップを招いていたように思います。

 本講座では、ねじの力学を解説し、ボルトが発生すべき軸力と部品に変動荷重が作用したときのボルトに発生する繰返し応力の求め方をやさしく説明します。ねじの計算には摩擦係数が必須で文献に載っていないオリジナルな摩擦係数測定データを提示します。そして、「単純でかつ明快な」ボルトが疲労破壊しない条件を示し、疲労破壊しない締結部の設計法を述べます。また、ねじのゆるみとボルトの疲労破壊とは密接な関係がありますので、ゆるみの発生原理と対策を解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年01月30日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計に従事する技術者と生産技術に従事する技術者の方
・金属部品の疲労破壊の防止について修得が必要な技術者の方
・機械一般、生産機械、メカトロ機器、ロボット、輸送機ほか、関連部門の技術者の方
予備知識 ・理系高卒レベルの数学、物理(力学)
・通常のExcel操作
・材料力学の学習(復習)をしておくと、理解が深まる
修得知識 ・ボルト径とボルト本数を根拠のある数字で決める知識
・設計した機械のボルトが疲労破断するかしないかを判断する知識
・ボルトの強度区分に合わせた締め付けトルクの決定法
・ねじのゆるみ対策
・設計業務で使えるExcelシートの活用方法(ボルト計算、軸力計算)
プログラム

1.はじめに:ゆるみと破壊の関係に関する誤解
  ・締付け時のボルトの強度配分

2.ねじのゆるみと対策
  (1).ゆるみとボルトの疲労破壊の関係
  (2).戻り回転によるゆるみ
    a.戻り回転によるゆるみの分類
    b.ゆるみ対策の基本的な戦略
    c.ゆるみ防止部品
    d.回転を防止するだけでよいのか
  (3).戻り回転によらないゆるみ
    a.戻り回転によらないゆるみの分類
    b.ゆるみ対策の基本的な戦略
    c.ゆるみ防止部品

3.ボルト締め付けトルクと軸力の関係
  (1).トルク係数
  (2).ねじの力学
  (3).ボルト締付けトルクと軸力の関係
  (4).らせんねじモデルを用いた有限要素法による解析

4.金属の摩擦係数のオリジナル測定データ
  (1).接触圧力と摩擦係数の関係
  (2).ねじ山の接触圧力
  (3).摩擦係数実測値

5.締め付けトルクの決定方法
  (1).締め付け管理の方法
  (2).ボルトに発生するミゼス相当応力
  (3).JIS B 1083 ねじの締付け通則
  (4).弾性締付けによる締め付けトルクの決定方法
     ・Excelを用いたボルト計算
  (5).簡易的に決める方法

6.ボルトが疲労破壊しない条件
  (1).ボルト谷底の応力集中に対する切欠係数β
  (2).ボルト谷底の応力集中を考慮した疲労限度の決定方法
  (3).締結体とボルト・ナットの力学 -締付け線図-
  (4).有限要素法により求めた締付け線図
  (5).ボルトが疲労破壊しない条件

7.疲労破壊しない締結部の設計法
  (1).ねじ締結体設計に使用する摩擦係数
  (2).軸力計算時に使用する摩擦係数の選定と軸力計算
    ・Excelを用いた軸力計算
  (3).ボルトの呼び径、本数、部品形状の決定法
    a.ボルト軸力低下量の見積り
    b.ドイツ規格(VDI2230)による方法
    c.有限要素法(接触要素あり)を用いる方法
    d.簡易的な有限要素法(設計者CAE)を用いる方法
    e.手計算による方法
  (4).ボルトの呼び径、本数、部品形状の設計例

8.有限要素法ソフトによるボルトのモデリング手法
  ・ボルトの呼び径、本数の簡易的な決定法

9.ボルト破断事例と対策
  (1).打ち抜きプレス金型固定ボルト
  (2).超音波溶接機の振動子ボルト

キーワード 戻り回転 ゆるみ防止部品 トルク係数 締め付けトルク 応力集中 締付け線図 ボルトのモデリング手法 金型固定ボルト 振動子ボルト
タグ プラスチック、研究開発、商品開発、寿命予測、ねじ、疲労、機械、機械要素、強度設計、最適化・応力解析、材料力学・有限要素法
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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