組込みソフトウェア開発の上流工程(要件定義・基本設計)における品質作り込みと実践ポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>
~ 組み込み系システム開発のV字モデル、検証と妥当性確認、品質問題の主な発生工程と原因、品質向上対策、ユースケーステストの設計、電子機器の製品仕様検討の演習 ~
・要件定義・設計段階の実務におけるソフト品質向上策を修得し、品質確保のための仕様検討、要求分析、ソフトウェア設計に活かすための講座!
・組み込み系システム開発の特徴、V&V、仕様や要件のヒアリング方法、仕様書作成の注意点、ユースケーステストの設計手順を修得し、ソフトウェアの品質向上に活かそう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
本講座では、組込み系ソフトウェアの品質向上に関する基礎知識から、具体的な手法を幅広く解説します。特に、要件定義、設計の各工程における品質向上策に焦点を当て、実践的な演習も取り入れることで、受講者がすぐに実務で活用できる知識とスキルを身につけることができます。
更に、ソフトウェアのモジュールを設計する際に考慮すべき重要な要素となるモジュール強度とモジュール結合度を解説します。このモジュール強度とモジュール結合の考え方をソフトウェア設計で取り入れることにより、メンテナンス性や保守性に優れたソフトウェアになります。
講座を通じて、受講者の皆様が組込み系ソフトウェアの品質向上に貢献できる人材となられることを願っています。
演習について
顧客から与えられた製品仕様を、製品開発側が無条件に受け入れていては、その製品仕様が確定した背景に考え至らず、結果として、購買者の要求を満たさない製品が完成してしまう可能性があります。
これは製品仕様を決める顧客の責任だけでなく、製品を実現する開発側の責任でもあります。演習では、例えば、電子機器の製品仕様を題材にして、その製品仕様が、どのような使い勝手=購買者の要求に基づくものかを考えてみます。
グループワークを行います。マイク機能の用意をお願い致します
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年02月07日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・組込みソフトウェア開発に携わる方(担当者、リーダー、リーダー候補) |
予備知識 |
・ソフトウェア開発に携わる方であれば特別な予備知識は不要 |
修得知識 |
・組込み系ソフトウェアの品質向上に関する基礎知識
・モジュール強度とモジュール結合度の基礎知識
・要件定義、設計の工程における品質向上策 |
プログラム |
1.組み込み系システム開発のV字モデル
(1).業務アプリケーション開発と組み込み系システム開発の違い
(2).組み込み系システム開発の特徴
(3).組み込み系システム開発のV字モデル
(4).システム・ハードウェア・ソフトウェアの各設計工程とテスト工程
2.V&V(検証と妥当性確認):設計仕様と開発成果物の整合性を確認
(1).検証とは
(2).妥当性確認とは
(3).設計とテストの対応関係
(4).設計工程で品質を作り込む重要性
3.品質問題の主な発生工程:品質問題の主な発生工程と発生原因
(1).事例にみる品質問題の主な発生工程
(2).不確実性のコーン
(3).要件定義工程での品質向上対策の重要性
4.品質向上対策:見落としがちな品質向上対策と、効率的な品質向上対策(順不同)
(1).リスクと課題の違い、それぞれの対策の立て方
(2).製品仕様や要件のヒアリングの仕方(オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン)
(3).UML記法(ユースケース図、シーケンス図など)
(4).仕様書文書の書き方
(5).モジュール強度とモジュール結合度の基礎知識
(6).チェックリストの活用法
5.ユースケーステストのテスト技法:システムの機能的な要件を検証
(1).ユースケーステストとは
(2).ユースケーステストの設計手順
6.演習問題:グループワークを予定
電子機器の製品仕様を題材に、その製品仕様が、どのような要求に基づくものかを検討します。詳細は講師の言葉をご覧ください。
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キーワード |
V&V 検証 妥当性確認 不確実性のコーン 要件定義 UML記法 モジュール強度 モジュール結合度 ユースケーステスト |
タグ |
ソフト品質、組み込みソフト |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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