FIB(集束イオンビーム)の基礎とFIB/SEMを用いた不良解析技術の留意点

~ FIBとSEM・TEMの基本原理と不良解析への活用事例、不良解析に必要なFIB/SEMの技術要素と留意点 ~

・加工観察の条件設定、装置の選定法を修得し、SEMやFIBの効果的な活用に活かすための講座!

・FIBとSEMの基礎から、試料作成や観察時のノウハウや注意点を修得し、効果的な不良解析、異物分析に活かそう!

 

講師の言葉

 FIBの基本原理とアプリケーションを解説した上で、個々の技術要素について詳解致します。これにより、FIBを活用する際の戦略の立て方、加工観察の条件設定、装置やオプションの選定に関する知識を習得して頂きます。

 また、最近の技術動向に関しても解説します。最後に全体Q&Aの他、個別相談の時間も設ける予定です。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年02月27日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・半導体、機能材料、エレクトロニクス、電池、高分子、鉄鋼等で小型部品や材料の分析・解析に携わる方
・不良解析、半導体プロセス評価、分析センター、材料開発等に携わる技術者、研究者、管理者の方
・FIBを用いた試料作成、分析の前処理について修得したい方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・FIBの基本原理と活用できる技術領域
・FIBに関連する技術要素の詳細
・FIBを核とした解析システムの構築
プログラム

1.FIBの基本原理と活用事例

FIBとSEM/TEMの基本原理を解説した上で、FIBの様々な活用事例について解説します。

(時間に余裕がある場合、ニッチな事例についても紹介します)

  (1).FIBの基本原理(見る、加工する、付ける)

  (2).TEMとSEMの基本原理

  (3).TEM解析

  (4).断面SEM解析、3次元解析

  (5).マスク修正/配線修正

  (6).プロトタイピング

 

  (7).活用事例

    a.不良解析の活用1:半導体の配線ショートや異物

    b.不良解析の活用2:電池バインダーの粒径や空隙の異常

    c.プロセスモニターとしての活用

 

2.不具合解析に活かす様々な技術要素:

1章で述べた活用事例を支える、もしくは発展させる技術要素~

技術とアプリの関係性を理解頂いた後に、各技術の詳細を解説する

  (1).イオン源(原理、種類、ビーム特性、イオン種選択等)と種類(GFIS、 LMIS、 Plasma)

  (2).加工ダメージとカーテニング

  (3).SEM/TEM観察の注意点

  (4).アシストガス (デポ膜の材質、エッチング選択性、有効な使い方等)

  (5).マイクロサンプリング(試料サンプリング法のバリエーション)

  (6).SEM(カラム配置、Serial-SEM、検出器等)

  (7).冷却/加熱(ポリマーや生体の加工、その場観察試料等)

  (8).雰囲気遮断(Li解析、専用ホルダーとリンケージ)

  (9).自動化

 

3.質疑、個別相談

全体での質疑の他、1on1の時間をとりたいと思います

キーワード FIB  TEM SEM 異物分析 不良検知 イオン源 アシストガス マイクロサンプリング
タグ 信頼性試験・故障解析電子部品LSI・半導体
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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