AUTOSARの機能と実装技術および車載システム開発への応用とポイント <オンラインセミナー>

~ AUTOSARアーキテクチャの概要、AUTOSAR CPの基本モジュールとその使い方、AUTOSARメソドロジと仮想シミュレーション環境 ~

・次々と新しい要求への対応が迫られている車載ソフトウェア開発に活かすためのAUTOSARによる開発方法(メソドロジ)を修得するための講座
・高機能かつ高性能で高いパフォーマンス要求に対応したAUTOSARによる開発のポイントを修得し、ADASや自動運転システムの開発に応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 車載システム向けソフトウェア開発において、AUTOSAR仕様に準拠したソフトウェアプラットフォームを取り入れた開発が国内外で行われてきています。AUTOSARではレイヤーアードアーキテクチャに基づいたモデルベース開発が行われ、車載アプリケーションソフトウェアのコンポーネント化と再利用による流通の促進を狙いとしていますが、その反面、AUTOSAR仕様準拠によるオーバヘッドの増加が懸念、仕様の膨大さや複雑さなどの問題も言われています。そのような中、ADAS,自動運転支援向けのソフトウェアプラットフォームである AUTOSAR Adaptive platformの登場など、車載ソフトウェア開発において次々と新しい要求への対応が迫られてきています。
 本講座では、AUTOSARアーキテクチャの解説から、AUTOSAR Classic Platformの基本機能を中心にAUTOSARソフトウェア開発の方法(メソドロジ)について解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年12月12日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・車載アプリケーションソフトウェアの開発に従事している、もしくは従事する予定の方
・AUTOSARに興味のある方
予備知識 ・特に予備知識の有無は問いませんが、C言語の知識があると理解しやすいです
修得知識 ・AUTOSAR Classic Platformの概要を理解する
・AUTOSAR Rte、OS、Comの概要と応用を理解する
プログラム

1.AUTOSARとは
  (1).車載システム向けソフトウェア開発を取り巻く状況
    a.車載組込みステムの現状と課題
    b.開発効率化について
  (2).AUTOSAR概要
    a.目的、組織、メンバー
    b.仕様の構成、用語
  (3).AUTOSAR Classic Platform(CP)、Adaptive Platform(AP)の概要
    a.アーキテクチャの概要
    b.Virtual Functional Bus(VFB)とBasic Software(BSW)
    c.CP、APの比較
  (4).AUTOSAR メソドロジーとMBD、MBSE

2.AUTOSAR CPの基本モジュールとその使い方
  (1).AUTOSAR Osの機能と実装例
    a.OSEK/VDKとAUTOSAR OSの違い
    b.タスク、割り込み処理、アラーム、イベント、リソース機能の紹介
  (2).AUTOSAR Comの機能と実装例
    a.COMSTACKの構成
    b.送受信処理および設定例の紹介
  (3).AUTOSAR Rteの機能
    a.SW-C、ランナブル、Sender/Receiver、Client/Server連携通信の説明
    b.Rteを用いた最小アプリの解説

  ・AUTOSAR準拠でソースコードが公開されている、TOPPERS/ATK2、A-COMSRTACK、A-RTEGENを用いてAUTOSAR基本モジュールの使い方について解説します。

3.AUTOSAR 開発におけるポイント
  (1).モデルカーによるAUTOSARメソドロジの紹介
    a.複数ECUを使ったAUTOSARアプリの構成
    b.モデルカーのユースケースによるAUTOSARメソドロジ開発の紹介
  (2).箱庭を使った、仮想シミュレーション環境によるAUTOSAR開発の紹介
    a.仮想シミュレーション環境とは?
    b.箱庭でのAUTOSARアプリケーション開発
  (3).AUTOSAR仕様書の読み方

キーワード AUTOSAR  Virtual Functional Bus(VFB) Basic Software(BSW)  MBD  MBSE  OSEK/VDK  COMSTACK  TOPPERS/ATK2 A-COMSRTACK A-RTEGEN 仮想シミュレーション環境
タグ ソフト管理ソフト外注管理ソフト教育組み込みソフトOS・言語自動車・輸送機車載機器・部品電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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