幾何公差の基礎と正しい使い方と使用上の注意点および検図方法のポイント <オンラインセミナー>

~ 幾何公差の種類と用法、幾何公差図面における代表的な誤用例、誤りの発生要因と防止対策、検図項目と手順、チェックリストの例 ~

・幾何公差の正しい使い方と検図のポイントを修得し、高品質な図面の作成に応用するための講座
・幾何公差の基本事項と誤用例および検図の要点と手順を正しく学び、設計トラブルを未然防止しよう!

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講師の言葉

 設計が進み、実際に部品製作の手配の段階となって必要となるのは、形状加工の元データとなるCADデータと、その形状に必要な寸法公差を指示した図面になります。
 3DCADによる設計が一般的となった現在は、CADデータに直接公差情報を付与することも可能となっていますが、2D図面にせよ3D図面にせよ、公差情報を盛り込んだ図面資料は何らかの形で作成する必要があります。
 一方、機械設計の分野では、形体定義において設計意図を明確に指示することを目的に、図面に幾何公差を積極的に取り入れる企業も増えてきました。
 幾何公差の意味や使用方法などについては、セミナーや書籍等で多く紹介されており、基本的な文法・作法は理解されているものの、実際の図面化に際してはその誤用も決して少なくありません。
 通常、図面出図の前には上長や有識者による検図が行われますが、幾何公差を使用した図面の検図に関するルールが十分に確立されていないこともあり、幾何公差指示の間違いを見落として検図が通り、そのまま出図してしまった結果、想定外のトラブルに見舞われる可能性もあります。
 本講座では、検図に関わる方向けに、特に幾何公差図面の検図に焦点をあて、幾何公差の基本事項の解説ならびに、幾何公差の誤用例と検図手順についてわかりやすく解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年10月24日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車部品、機械、電子機器、装置などの機械設計分野の設計者で、図面作成や検図を行う方
・機械図面の検図を担当するリーダー、有識者クラスの方
予備知識 ・機械製図に関する基本知識
修得知識 ・検図に必要な幾何公差の知識
・幾何公差の誤用例と正しい使い方
・幾何公差図面の検図の要点
プログラム

1.幾何公差の基本概要
  (1).幾何公差の目的と役割
    a.形体定義のあいまいさ
    b.サイズ公差と幾何公差
  (2).幾何公差の特徴的な考え方
    a.データム
    b.TED(理論的に正確な寸法)
    c.幾何公差の公差域の原則
    d.共通公差域
  (3).幾何公差の種類と用法
    a.形状公差
    b.姿勢公差
    c.位置公差
    d.振れ公差

2.幾何公差使用上の注意点
  (1).代表的な誤用例
    a.文法上の誤り
    b.用法上の誤り
  (2).よくある間違いとその発生要因
    a.間違い図例
    b.懸念されるトラブル
    c.誤りの発生要因と防止対策

3.幾何公差図面の検図とそのポイント
  (1).検図の着目点の整理
    a.間違い発見のポイント
    b.一般的な用法と特殊な用法の使い分け
    c.設計意図との整合性
  (2).検図項目と手順
    a.文法ミスのチェック
    b.用法ミスのチェック
    c.整合性のチェック
  (3).チェックリストの例      

4.まとめ

キーワード 幾何公差 サイズ公差 データム TED 共通公差域 形状公差 姿勢公差 位置公差 振れ公差 検図 設計意図 検図項目 文法ミス 用法ミス 整合性 チェックリスト
タグ 機械機械要素設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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