パワーエレクトロニクス機器の高性能化を実現するための「ゲート駆動技術」とその応用 <オンラインセミナー>
~ パワーエレクトロニクス、ゲート駆動の基礎、デジタルアクティブゲート駆動回路の構成例、ゲート駆動技術の革新による新たな価値創出(ノイズフリー化、故障検知・回路保護、劣化推定・寿命診断) ~
・パワー半導体の性能を最大限に使いこなし、機器の高性能化・高機能化を実現するための講座
・これまで体系的に学ぶ機会のなかった「ゲート駆動技術」を基礎から修得し、スイッチング損失とノイズを低減させ、製品の高性能化へ応用しよう!
・近年注目を集めている「デジタルアクティブゲート制御」の技術動向を紹介し、最新ゲート駆動技術によるパワーエレクトロニクスの将来像を示します
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
2050年の脱炭素社会の実現に向けて、あらゆるモノの電化と省エネ化が強く求められ、パワー半導体を用いたパワーエレクトロニクス機器の活用と更なる省エネ化が必要とされています。近年では、次世代パワー半導体による更なる高性能化が期待されていますが、その性能を最大限に使いこなすための「ゲート駆動技術」もまた重要です。
しかし、これまでの一般的な教科書や初学者向けのセミナーでは、パワー半導体のデバイス開発やパワーエレクトロニクスの回路設計・制御などに重点を置いたものが多く、これらを有機的につなぐ「ゲート駆動技術」に焦点を当てたものはあまり見当たりませんでした。
本セミナーでは、パワー半導体の性能を引き出すためのゲート駆動技術に焦点を当てるとともに、システム全体から見たゲート駆動回路の役割とニーズについても幅広く取り上げます。また、近年注目を集めている「デジタルアクティブゲート制御」の技術動向を紹介し、最新ゲート駆動技術によるパワーエレクトロニクスの将来像を示します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年10月18日(水) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・最新パワー半導体を使いこなしたい方、最新ゲート駆動技術に興味がある方
・パワーエレクトロニクスのデジタル化、IoT/AI技術との融合に興味がある方
・パワーエレクトロニクス機器の先行開発や製品企画に関わる方
・パワーエレクトロニクス機器の回路設計/システム開発に関わる方
・パワーエレクトロニクス機器に使われる部品・デバイス等の開発者の方
(将来のニーズを発掘したい方)
・パワーエレクトロニクスの基礎から体系的に学びたい方
(電気系以外のエンジニアも歓迎) |
予備知識 |
・理系高卒程度の数学、電気工学の知識
・基礎的な電気回路・電磁気学の知識があると、より理解しやすいです
・半導体デバイス(特に、パワー半導体)の知識があると理解しやすいです
(予備知識がないことを前提に説明予定) |
修得知識 |
・パワーエレクトロニクス機器のシステム構成(全体像)と要素技術の概要がわかり、システム全体から見たゲート駆動回路の役割とニーズがわかる
・パワーエレクトロニクス機器の部品・デバイスや回路パターン等が及ぼす影響が理解でき、設計・実装の視点からゲート駆動回路に対するニーズがわかる
・最新パワー半導体を使いこなし、パワーエレクトロニクス機器の高性能化・高機能化を実現するためのゲート駆動技術の重要性がわかる
・デジタルアクティブゲート制御の技術動向とこれらを応用したパワーエレクトロニクスの将来像がわかる
|
プログラム |
1.パワーエレクトロニクスの基礎知識
(1).主な役割と電力変換の種類・組み合わせ
(2).アプリケーションとシステム構成(全体像を知る)
(3).パワーエレクトロニクスの要素技術
(4).半導体スイッチによる電力変換
a.理想スイッチと現実のスイッチ
b.パワー半導体に求められる特性
c.アプリケーション別の技術動向
2.パワー半導体とゲート駆動の基礎
(1).各種パワー半導体の特徴
(2).一般的なゲート駆動回路
(3).考慮すべき特性とシステムに与える影響
a.スイッチング損失
b.オーバーシュート(サージ)
c.スルーレート
d.電磁ノイズ
(4).トレードオフによる性能限界(ゲート制御の必要性)
3.デジタルアクティブゲート制御
(1).ゲート駆動方式の分類
(2).アクティブゲート制御のレベル分け
(3).デジタルアクティブゲート駆動回路の構成例
(4).ゲート駆動波形の最適化
(5).トレードオフの改善例
a.スイッチング損失とサージの低減
b.電磁ノイズとスイッチング損失の低減
c.SiC/GaN、大容量モジュールへの展開
4.ゲート駆動技術の革新による新たな価値創出
(1).EMI規格準拠、ノイズフリー化
(2).素子ばらつきへの対応
(3).故障検知・回路保護
(4).劣化推定・寿命診断
(5).実装技術への応用
5.システム応用の課題と解決策
(1).デジタル化
(2).センシング技術
(3).最適化および評価技術
(4).ロバスト化
6.まとめ・質疑応答
|
キーワード |
パワーエレクトロニクス 半導体スイッチ 電力変換 ゲート駆動回路 スイッチング損失 オーバーシュート(サージ) スルーレート 電磁ノイズ SiC GaN ノイズフリー化 故障検知・回路保護 劣化推定・寿命診断
|
タグ |
ノイズ対策・EMC・静電気、回路設計、電源・インバータ・コンバータ、電子部品、LSI・半導体 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。