分子シミュレーションの基礎と高分子(プラスチック、樹脂、ゴム)材料開発効率化への応用 <オンラインセミナー>

~ 高分子構造形成の基礎、モンテカルロ法、分子動力学法、ランジュバン動力学法、散逸粒子動力学法、高分子材料開発への活かし方 ~

・高分子のモデリング手法や分子シミュレーション手法を基礎から学び、効率的な材料開発へ応用するための講座
・高分子の構造形成を正しく理解し、シミュレーション手法を効果的、効率的に応用して、高性能な製品開発へ活かそう!

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講師の言葉

 高分子材料開発を効率的に行う上で、今や分子シミュレーションは極めて重要な役割を担っています。高分子のもつ特徴の一つとして、凝集構造の階層性を挙げることができます。例えば、結晶性高分子やブロック共重合体などは、複雑で階層的な構造をとることが知られています。高分子材料開発においては、このような階層構造の形成機構を明らかにする必要があります。そのため、マルチスケール・マルチフィジックスシミュレーションが活発に行われており、各階層における計算だけでなく、異なる階層における計算手法を連成させる取り組みもなされています。
 本セミナーでは、階層的な構造をもつ高分子の構造形成に焦点を当て、その基礎概論を述べたあと、高分子のモデリング手法や分子シミュレーション手法の基礎を解説します。また、OCTAやLAMMPS、Gromacsなど、高分子シミュレーションにおいてよく用いられるソフトウェアについても、最近の研究事例を交えながら、その概要を紹介します。

本講座の申し込み受付は終了いたしました

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年10月17日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・主に化学関連メーカーの研究者・技術者の方
・これから分子シミュレーションを始めたいと考えている研究者・技術者の方
・プラスチック、樹脂、ゴムおよび関連製品の研究者・技術者の方
予備知識 ・必ずしも予備知識は必要ありませんが、より深く理解するためには、一部、基礎的な数学の知識を必要とするところがあります
修得知識 ・高分子のモデリング手法
・高分子のシミュレーション手法とソフトウェアの特徴
・高分子材料(プラスチック、樹脂、ゴム)開発への活かし方
プログラム

1.高分子構造形成の基礎概論
  (1).高分子の結晶化
  (2).ブロック共重合体のミクロ相分離

2.高分子のモデリング
  (1).階層構造 ~結晶性高分子を例にとって~
  (2).全原子モデル
  (3).粗視化モデル ~2つのアプローチ~

3.高分子のシミュレーション手法
  (1).モンテカルロ(MC)法
  (2).分子動力学(MD)法
  (3).ランジュバン動力学(LD)法
  (4).散逸粒子動力学(DPD)法

4.ソフトウェアの特徴
  (1).OCTA(COGNACなど)
  (2).LAMMPS
  (3).NAND
  (4).AMBER
  (5).Gromacs

5.研究事例
  (1).高分子の構造形成
  (2).両親媒性分子の自己会合

6.高分子材料(プラスチック、樹脂、ゴム)開発への活かし方
  (1).繊維強化プラスチックの分子シミュレーション
  (2).フェノール樹脂の全原子分子動力学シミュレーション
  (3).ゴム材料の疎視化分子動力学シミュレーション

キーワード 高分子構造形成 ブロック共重合体 ミクロ相分離 全原子モデル 粗視化モデル モンテカルロ(MC)法 分子動力学(MD)法 ランジュバン動力学(LD)法 散逸粒子動力学(DPD)法 構造形成 両親媒性分子 高分子材料
タグ エコマテリアルゴムナノテクノロジープラスチックシミュレーション・解析樹脂・フィルムデータ分析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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