機械設計・機構設計の基礎とノウハウおよび注意ポイント <オンラインセミナー>

~ 機構検討と構想設計、構造設計の考慮すべきポイントと発生する性能の差、設計における見落としがちなポイント、精度、加工、コストから発生する選択肢の考慮ポイント ~

・基本的な機械機構の設計ノウハウと注意すべき重要ポイントを修得し、機械設計力を向上するための実践講座
・設計者にとって大切な設計の基礎力と、設計するうえでの注意すべき大切なポイントを修得し、手戻りのない製品設計へ応用しよう!

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講師の言葉

 治具、装置などの機械設計を行う際、どこから手をつければいいのか、どこに注意すれば効率的なのか迷うことはないでしょうか。とくに駆け出しの設計者にとっては最初の難関です。さらに、設計をすすめるにつれ、また完成したあとにおいても、迷いや検討不足から生まれた設計のせいで大きく手戻りしてしまうことも少なくありません。また、近年の機械においては、電気的な要素、製品の性質に関わる要素も加わり、機械設計の難易度は上がってきています。考慮すべき事柄が増えてきている現代においては、基礎となる機械設計力が弱いとなれば、設計者にとって致命的になりかねません。そんな中、設計者とはいえ、基本的な機構の設計を知っていて、ひと通りの設計ができるにもかかわらず、結果、良い設計ができていないことにさえ気が付かない設計者さえも増えてきています。とはいったものの、基礎的なこと、大切な注意点を教えてくれるベテラン設計者も減少の一途をたどり、また書籍や実践からノウハウについて知識を得ることも難しいでしょう。本講座では、設計者にとって大切な設計の基礎力と、設計するうえでの注意すべき大切なポイントを、例も交えて解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年10月05日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・メカ設計者だが、まだ設計経験の浅いと感じている方
・基本設計はできるけれど、さらにノウハウを深く知りたいと感じているメカ設計者の方
予備知識 ・基本的な機械構造が理解でき、機械要素の基本的知識を備え、治具設計、機械設計などを行った経験が若干ある方
修得知識 ・治具、装置などの基本的な機械機構の設計のノウハウと、注意すべき大切なポイント、また機械設計の手法の基本的な考え方
プログラム

1.仕様検討、機構検討を大切に
  (1).仕様検討を読み解くことが大切
    a.“仕様を決めてほしい” とは一口にいえない
    b.“仕様検討”で抜けやすい事柄を見てみよう
  (2).機構の検討はどうすればいいのか
    a.仕様検討から機構の検討へとすべきことはなにか
    b.検討の例を見てみよう~こんな順番で、こんなことに注意する

2.機械設計の構想を行うには
  (1).方針の立案、構想の順番はこうするとよい
  (2).ポンチ絵、構想図の大切さを知っておく
    a.ポンチ絵、構想図とは何なのか
    b.構想図を描くにはここを狙え
    c.CADの発達による構想図の変遷を活かす
  (3).機構の構想はどこから始めるのか~構想の例

3.機構の種類を知って基本的な構造を活かして使う
  (1).機構の種類から見えてくるポイント
    a.回転部分の基本的な構造と特徴
    b.直線運動部分の基本的な構造と特徴
    c.リンク部分の基本的な構造と特徴
  (2).構造設計の考慮すべきポイントと発生する性能の差
    a.同じ構造なのに結果が違う~ここに注意
    b.設計時の気づかいポイント~小さな差が大きな差へ

4.機構設計は予測と想定で最後に差が出る
  (1).基本構造の活かし方
    a.設計による構造の差が後に大きく影響する(例)
    b.基本構造の組み合わせで発生する注意点
    c.どこに注意すべきか(例)
  (2).ワークの変化に気が付かなければ・・・
    a.ワークの変化から気がつくべきことはなにか
    b.ワークが変わるとはどういうことなのか
  (3).大きさが変わったら気が付かなければ・・・
    a.どこの大きさが変わるのかが大切(例)
    b.大きさが変わるとはどういうことなのか
  (4).先を見て想定すべきことはなにか・・・
    a.設計しながら想定すべきことはなにか気がつくようにしよう
    b.想定の例を見てみよう(例)

5.設計における見落としがちなポイント、選択肢の考慮ポイント
  (1).なぜ工学知識やアイデアが十分に活かせないのか
  (2).見落としがちなポイントはどこなのか
    a.精度から考えることはどこか
    b.加工から考えることはなにか(例)
  (3).精度、加工、コストから発生する選択肢(例)
    a.精度から考える選択
    b.加工から考える選択
    c.コストから考える選択
  (4).効果的な選択力を養うことが大切

6.設計に求められるポイント
  (1).時代とともに変わってきた機械の差を見落とさない
  (2).CADで設計するがゆえに失敗しやすいポイント
  (3).正解を求めないとは
  (4).良い設計者を目指すには

キーワード 仕様検討 機構検討 ポンチ絵 構想図 機構 回転部分 直線運動部分 リンク部分 ワーク 精度加工 コスト

タグ ロボット機械機械要素工作機設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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