わかりやすい材料力学および材料強度の基礎と疲労破壊対策への応用 <オンラインセミナー>
~ 応力とひずみ、残留応力の考え方、有限要素法の解析手順、材料の機械的性質と評価法、金属疲労と延性破壊・脆性破壊・衝撃破壊、破壊力学とクリープ強度 ~
・企業経験のある講師が実務に携わるエンジニアの方対象に材料力学を基礎から分かりやすく解説し、信頼性の高い製品設計実務に応用するための修得講座
・機械・電気の製造技術者にとって必須の材料力学・材料強度を基礎から修得し、強度設計および疲労破壊の未然防止対策に活かそう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
材料力学・材料強度は機械・電気の製造技術者にとって必須の学問です。材料力学の特徴は簡単な仮定と手計算で材料に作用するおおよその力と変形を予測できる点です。今はコンピュータが数値を出しますが、「その値は正しい値か? 一桁間違っていないか? 」を筆算で確認できるありがたい道具です。
皆さんは学生時代に力学の教育を受けましたが、その教育は実際に設計やものづくりを経験していない先生方が教えますので、今ひとつ皆さんに「わかった!」との感覚になりません。ここでは基礎に戻ってわかるまで説明いたします。企業経験のある講師が実務に携わるエンジニアに役に立つ「材料力学」「材料強度学」をやり直します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年10月02日(月) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・「材料力学や材料強度をもう一度やり直して勉強したい、会社に入って初めて力学の大切さを痛感した、材料力学や材料強度を整理して学びたい」と真剣に感じている研究者・現場エンジニアの方
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予備知識 |
・高校程度の物理・数学の知識があれば理解が深まります |
修得知識 |
・材料力学・材料強度の理論のみならず、実践的にどのように課題を解くかが習得できます
・材料力学の強度設計・疲労破壊防止への活かし方 |
プログラム |
1.材料力学の基礎
(1).弾性とは?
(2).材料力学の内力と外力の違い
(3).荷重と応力の違い
(4).スカラー、ベクトル、テンソル
(5).応力とひずみ
(6).モールの応力円
・モールの応力円と破損、破壊条件の関係
(7).弾性限を超えて降伏するための条件と塑性力学基礎
a.残留応力の考え方
b.軸力・応力・伸びの計算
c.応力集中係数の計算方法
(8).はりの曲げ、曲率、断面2次モーメントの関係
(9).有限要素法の解析手順
2.材料の強度と疲労破壊対策への応用
:材料の機械的性質と評価法
(1).材料の静的強さ
a.弾性係数・ポアソン比・比弾性率・比強度
b.降伏応力
c.温度上昇と軟化
(2).金属疲労
a.もんじゅの事故、御巣鷹山の日本航空機事故、ドイツの新幹線事故・・・
b.疲労の起点・進行
・疲労限度におよぼす切欠効果
・疲労限度におよぼす表面効果
・疲労限度におよぼす腐食効果
c.降伏応力と疲労強度の関係
d.疲労限度と引張強さ
e.硬さと疲労限界の関係
(3). 延性破壊・脆性破壊・衝撃破壊
・材料起因による延性・脆性破壊
(4).材料力学の強度設計
a.加工時の脆化と応力集中に伴う脆性破壊
b.応力状態起因による延性・脆性破壊
(5).破壊力学
a.破壊靭性と破壊力学
b.応力の大きさとき裂進展の関係
c.疲労き裂進展と応力拡大係数幅
d.損傷許容設計の考え方
(6).クリープ強度
a.クリープ破壊
b.クリープとクリープ曲線
c.クリープき裂
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キーワード |
材料力学 弾性 応力 荷重 スカラー ベクトル テンソル ひずみ モール 応力円 塑性力学 モールの応力円 はり 断面二次モーメント 有限要素法 強度 靭性 疲労破壊 剛性 金属疲労 衝撃破壊 金属腐食
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タグ |
金属、金属材料、疲労、腐食・防食、最適化・応力解析、材料力学・有限要素法 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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